エストロゲンは、女性にとってとても大切なホルモンです。妊娠したいと思っている女性や、更年期障害の改善に悩む女性の為の「エストロゲン」の基礎知識をここで紹介します。知ってて得するエストロゲン効果を知り、月経前の不調なども和らげましょう。女性ホルモン補充治療のメリット・デメリットなども紹介。プラスアルファで、エストロゲン効果で恋愛運もUPしちゃいましょう。

エストロゲンとは

妊娠や更年期障害の対策の為にも、とても大切な女性ホルモンであるエストロゲンの偉大なる力。卵胞ホルモンとも呼ばれているエストロゲンの魅力や作用についてご紹介していきます。

卵胞のサポートをすることでも知られているエストロゲンを、あなたの体に増やし快適な暮らしが出来るように基礎知識をつけていきましょう。

エストロゲンとは

女性ホルモンの一つ

エストロン、エストラジオール、エストリオール、エステトロールを総称してエストロゲンといいます。エストロゲンは、オキシトシンに対する感受性を増やす作用があり、黄体ホルモンでは主にオキシトシンと全く逆の作用をするため、オキシトシンに対する感受性を減少させると言われています。

女性らしさに関わるホルモン

エストロゲンには、女性らしさを向上させる作用があると言われています。動物が発情期になると男性ホルモン女性ホルモンが、いつも以上に分泌されて、体の色が綺麗になったり綺麗な声が出るようになり、異性を惹きつけるちからを発揮します。

さて、人間は如何なのかと言うと、「恋をしたとき」がエストロゲンの分泌が豊富になります。恋する乙女になった瞬間に、体内でエストロゲンがあなたの美を更に高めていくために分泌されるのです。

好きな人がいなくても、芸能人やハリウッドスターやスポーツ選手など、憧れのアイドルに恋い焦がれるのだって十分にエストロゲンの分泌を助ける力となるそうです。

恋する自分になり、エストロゲン分泌を活性化し、女性らしい丸みおびた素敵な体になりましょう。そして、男性を惹きつけるのです。

彼氏が出来てから、急にモテる様になったという方達も多いみたいです。これはエストロゲンの分泌が活性化しているせいかもしれませんね。

卵巣で作られる

女性ホルモンには、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)があります。脳の下垂体では様々なホルモンを出す働きをしています。この下垂体から卵胞刺激ホルモンというホルモンが出されて、卵巣からエストロゲンを出すように働きかけてエストロゲンを出します。

同時に卵巣にある、卵子を成長させるために必要な「卵胞」という袋状のものが大きく成長していきます。すべての卵胞が成長するわけではなく、一度のホルモン分泌につき約10から20個と言われています。エストロゲンは分泌される量に波があり、生理が終わってから排卵日の直前が多くなるそうです。

エストロゲンの働き

子宮内膜を厚くする

エストロゲンには、受精卵がしっかり着床するサポートをするための子宮内膜を厚くする効果があります。その為、妊娠を計画立てている女性にとっては欠かせない女性ホルモンのひとつになるでしょう。

妊娠に最低限必要な子宮内膜の厚さは、「6mm」とされていますが、8mm以下は薄いらしく受精卵が着床しにくいとも言われているようです。

女性らしい身体を作る

エストロゲンには、女性らしい身体を作る効果があると言われています。エストロゲンの分泌が増えると、女性の身体は、丸みをおびた女性らしい身体つきになります。

女性ホルモンが多いと胸がふっくらしたり、お尻が丸みをおびたプリっとしたかたちになったり、肌がプリプリになるので弾力性も出てきたりと良いこと尽くめです。

自律神経を整える

エストロゲンには自律神経を整える効果があります。月経前などはイライラしやすくなったりするため、女性ホルモンの乱れが見られたりすることがあります。

でも、エストロゲンの分泌がしっかりしていれば、自律神経も整えられ、月経前も快適に過ごせるようになります。

骨の形成を促す

エストロゲンには、骨の形成を促進し、血管収縮を抑える効果があります。エストロゲンは、骨の形成には欠かせないものとも言われています。

エストロゲンそのものにも、骨密度を維持する働きがあり、骨粗しょう症の原因などにもなる破骨細胞の働きを抑えてくれて骨の吸収が進まない様にしてくれるみたいです。また、体内にカルシウムを受け入れやすくする働きもするようです。

骨密度は、年齢を重ねるごとに減るとよく言われていますが、閉経を迎える更年期に女性の骨の量が激減してしまうことが多いのも、エストロゲンの分泌が減少し閉経となると卵巣からのエストロゲンの分泌がなくなることに原因があるようです。

そして、エストロゲンの分泌が減ると新しい骨の形成が追いつかなくなり腸からのカルシウムの吸収率も減ってしまうようです。

エストロゲンには、骨の吸収を進行させる副甲状腺ホルモンの働き抑えてカルチトニン(骨吸収を抑える成分)の分泌を促進する作用があるそうです。

骨の健康のためにも、エストロゲンはとても大切な女性ホルモンと言われています。

妊娠中と産後の分泌量の変化

出産まで増え続ける

妊娠から出産までエストロゲンは増え続けると言われています。受精卵が着床して妊娠となり、もうひとつの女性ホルモン「プロゲステロン」と一緒にエストロゲンの分泌量もどんどん増えていきます。

妊娠を持続させるために子宮を大きくして乳房の中に通っている乳腺も発達させて母乳を作る準備をしていく作用があるようです。

産後急激に減少

エストロゲンは、産後急激に減少してしまいます。なぜかと言うと、胎内で赤ちゃんを育てる必要がなくなってしまうからです。産後2日目くらいから急激にエストロゲンの分泌量が減っていくようです。

エストロゲン分泌の減少により、セロトニンを始めとする脳内神経物質の働きも弱くなってしまうため、産後の「うつ」や「抜け毛」や「肌荒れ」などの悩みも増えてしまうようです。

更年期とエストロゲンの関係

更年期にエストロゲンが減少

エストロゲンは更年期に減少しだすと言われています。女性ホルモンは、思春期に女性としての機能の成熟が高まり分泌が盛んになっていきます。そして、40歳前後から分泌量が減少していくようです。

卵巣内の卵胞の数が減り、卵胞を成熟させ排卵する作用をさせるためのエストロゲンは分泌するも、卵胞が少なくなってしまうためエストロゲンの分泌量は減少していくようです。

そして、下垂体が刺激されてエストロゲンの分泌を促進されても卵巣が機能低下しているため作用が難しく、視床下部が混乱化して自律神経を乱してしまいます。そしてエスロトゲンの分泌の減少により更年期症状が出る結果となってしまうようです。

動機、のぼせ、頭痛、肩こりから始まり、物忘れや苛立ち、うつ状態、脂質代謝異常、乳房の萎縮、骨粗しょう症の危険性が上昇、排尿障害などの症状があらわれるそうです。

エストロゲンを増やすには

規則正しい生活習慣

エストロゲンを増やすためにまず大切なのは、規則正しい生活習慣です。毎日忙しい日々、睡眠不足になってしまっていませんか?

睡眠は大切です。睡眠不足が原因で肌荒れや、むくみ、太りやすくなってしまったりするんです。そして、身体のバランスが崩れてしまって、睡眠のバランスはホルモンバランスにも大きく影響してきます。

でも、忙しくて睡眠時間をたっぷり取れないというかたもいらっしゃると思います。でも、大丈夫です。睡眠は長時間摂ればいいわけじゃないのです。時間よりも睡眠の質がとても重要になってきます。

ご存知のかたもいらっしゃると思いますが、睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠があります。

レム睡眠は浅い睡眠のことであり、ノンレム睡眠は逆に深い睡眠のことを言います。ホルモン分泌が活発になっているときはノンレム睡眠をしている時です。

ただ、面白いことに、ノンレム睡眠だけ続ければよいというわけじゃないみたいです。レム睡眠とノンレム睡眠両方を交互にとると良いらしいので、簡単に出来ることではないと思いますが試してみるとよいでしょう。

恋愛する

恋愛していますか?人それぞれ十人十色の恋愛の仕方があると思いますが、どれもエストロゲンを増やすには最高な味方なのです。

恋愛体質の女性は、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が多いと言われています。彼氏、旦那様、愛人、片思い、憧れのアイドル、どれもひとつの恋愛だと思います。

自分がトキメキを感じられる恋愛なら、エストロゲンの分泌効果もアップするようです。恋をすると、ドキドキしたり、胸の鼓動が高まったり、それがエストロゲン分泌につながるとも言われています。

エストロゲンが増えると、自然と肌もきめ細かくなり綺麗になります。若返り効果もあるので恋愛は美のカテゴリーのひとつと言っても過言ではないのでは?

ホルモン補充療法(HRT)

女性でのホルモン補充療法は、エストロゲン投与のことを言うそうです。エストロゲンを内服薬や貼り薬などで補充する治療方法を

エストロゲンを内服や貼り薬などで補充する治療法がホルモン補充療法(HRT)と言います。更年期障害の治療としても使われていて、高脂血症にも効果が期待されています。骨粗しょう症の予防や治療にも活躍しているようです。

結合型エストロゲンは、飲み薬で、1日1回服用し、ホルモン作用が強い薬と言われています。腸からの吸収には個人差があるようでして、血液中の濃度や変動も大きいために、効果は一定しないこともあるらしいです。

統合型エストロゲンは、出血を止める作用も強く、子宮などからの出血の治療にも使われているようです。デメリットとしては、血を固まらせる力が強いため血栓ができやすくなってしまい、肺梗塞や心筋梗塞、脳梗塞などの血栓による病気にかかりやすくなることで、他のホルモン剤に比べてもその率は高いそうです。

他にもコレステロールを低下させてくれる作用がありますが、中性脂肪は逆に上昇するそうです。プロゲステロン製剤と一緒に使用してしまうと乳がんになる可能性が高くなると言われています。

また肺がんになる危険性も高くなり、ホルモン補充療法でエストロゲンを使用することにより子宮筋腫を大きくしてしまう可能性もあるので注意が必要と言われています。

サプリ

更年期障害の改善をサポートをするサプリで知られる「エクオール」。サプリの中でも一番評判が良いそうです。以前は、イソフラボンのサプリが人気だったようですが、過剰摂取による副作用が問題になったりして、日本人にはあまり効果がみられなかったとも言われています。

そして、このエクオールは、エクオール産生菌という腸内細菌の働きによって産生されて初めて作用するそうです。日本人2人に1人は、産生するのに必要な腸内細菌を持っていないそうです。

そこで、このエクオールのサプリを服用することで、女性ホルモンのエストロゲンの分泌を助ける効果が期待されるようです。

エストロゲンを増やす食べ物

大豆類

植物性エストロゲンの一種であるイソフラボンは、エストロゲンが足りていない女性にとって嬉しい栄養素のひとつです。

手軽に摂取出来るのは、大豆イソフラボンです。納豆、豆腐、おから、味噌、厚揚げなどから摂取出来ます。ただ、過剰摂取は健康を害す恐れがあるので要注意しましょう。

バランス良く摂ることが何よりも大事です。

ザクロ

ザクロには、大豆イソフラボンと同じく植物性エストロゲンが含まれています。そしてザクロに含まれるエストロゲンは、人間の女性ホルモンと全く同じ化学構造を持っているとも言われています。

ザクロのもつパワーは、悪玉コレステロールと総コレステロールを抑えてくれて、善玉コレステロールを増加してくれる効果があり、コラーゲンの合成を促進させハリ、つやのあるお肌を保つ効果も絶大のようです。

そして骨の量のバランスを維持する効果もあり、血管を広げて血流をサラサラにさせる効果もみられるようです。

山芋

山芋にも、大豆やザクロと同じように植物性エストロゲンが含まれています。山芋は皮をむいたり、手がぬるぬるになって面倒というかたもいらっしゃるかもしれませんが、エストロゲンが含まれていると思えば少し手間暇かけるのも良いかもしれません。

山芋には、体内のホルモン生成の原料となっているデヒドロエピアンドロステロンを合成する栄養素が多く含まれていて、150g程度を週2~3回を目安に食事に取り入れると、男女問わずにかなりの効果があるそうです。

エストロゲンを増やすツボ

壇中(だんちゅう)

就寝前のリラックした状態で行うと効果的なエストロゲンを増やすツボ。「壇中(だんちゅう)」というツボから押していきましょう。

両方の乳首を結んだ線の真ん中から指1本ほど下にいくと、少しくぼむところがありと思います。そこが壇中(だんちゅう)というツボになります。

両手の人差し指から薬指を上下に重ねて、少しつず息を吐き3~5秒ほどそっと押してあげます。これを4~5回繰り返すと良いでしょう。ただ、デリケートな箇所なので、1セットあたり60秒くらいでとどめるようにしましょう。

渕腋(えんえき)

次は、「渕腋(えんえき)」というツボです。こちらも、就寝前のリラックスしている状態でツボ押ししてあげると良いでしょう。

渕腋は、両方の乳首を結んだ線を体の外側に伸ばして、ちょうど脇の下と交差するところが渕腋というツボになります。押し方は、両方の親指で、左右同時にやや強く押してあげましょう。1回の刺激は3秒くらい。これを4~5回繰り返してみてください。

押している最中は、ちょっと痛いかもしれません。でも、指を離してあげた瞬間に快感を味わえるようです。

まとめ

エストロゲンは、女性の味方です。妊娠を計画しているかたや、更年期障害の改善などでお悩みのかたは是非エストロゲンを増やし、分泌させて輝いてください。

食生活も、エストロゲンが含まれるものだけを摂取するのではなく、バランス良い食生活が大切です。こうしてエストロゲンの知識を高めている最中も、あなたの身体のなかでエストロゲン分泌中かもしれません。

女性であることに感謝し、エストロゲン分泌と共にさらに自分を磨いて今以上の素敵な輝く綺麗な女性になりましょう。