お腹に生えてくる毛、ギャランドゥとも呼ばれるもので、生えてくる人と生えてこない人がいます。女性の場合には、特に生えてきてしまうと気になるものですよね。男性でも、量が多くなってくると気になることがあるかもしれません。そんな腹毛の対処方法をご紹介します。

腹毛の処理

ほとんど人に見せるところではないものの、生えていると気になるのが腹毛。ギャランドゥと呼ばれるこの毛は、たくさん生えていると不潔に見える原因にもなってしまいます。また、女性の場合は特に、生えてくること自体が恥ずかしいと感じる人もいるようです。

そんな腹毛が生えてきてしまった時にはどのように対処したらよいのでしょうか。正しいお手入れをしないと、肌にダメージを与えてしまう可能性もあります。手軽な対処法から、将来的にはお手入れが不要になる根本的な対処法まで、様々な処理方法をご紹介します。

処理方法1 脱毛

脱毛器

腹毛を処理するには、脱毛を行うという方法があります。脱毛には少し痛みが伴いますが、一度処理すればその後しばらくはお手入れせずに済むのでオススメです。脱毛をするにはいくつかの方法が考えられますが、まずひとつめとして脱毛器を使う方法が考えられます。

家庭用の脱毛器には、光を当てて毛根にダメージを与えるタイプと、たくさんの毛抜きのようなものが回転して高速で脱毛するタイプの2種類があります。光を当てるタイプはすぐに毛が抜け落ちるわけではないのですが、回数を重ねるうちに毛が細くなり本数が減っていきます。毛抜きがついたタイプのものは見た目はすぐにきれいになりますが、次も同じ太さで生え、本数が減ることもありません。

どちらを使う時にも、毛を短くカットしてから、毛が生えている部分に脱毛器を当てて使います。光を使う脱毛器の場合には、光を照射するスイッチを入れる必要があることもあります。

脱毛クリーム

脱毛クリームとは、除毛クリームとも呼ばれるもので、生えてきた毛にダメージを与えて、目に見える部分の毛をなくす方法です。

脱毛クリームは、肌に塗って指定の時間待った後、付属のスポンジなどを使って毛が生えている部分を軽くこすると毛がなくなるといった使い方になっているものが多いです。カミソリでそるよりも表面が滑らかになり、毛穴が目立ちにくくなります。

ただし、肌が弱い人の場合にはトラブルを起こしてしまうこともありますので、必ずパッチテストをしてから使用してください。毛を溶かす成分を含んだ薬品を使いますので、説明書に書かれている頻度を守らない場合にもトラブルが起きる可能性があります。

永久脱毛

脱毛サロンに通って永久脱毛をするという方法もあります。一番費用はかかりますが、プロが肌や体の状態を見ながら脱毛を行ってくれるため一番安心感が得られる脱毛方法でもあります。

ただし、完全につるつるの状態にするまでには何回もサロンに通わなければならず、1度施術を受けると数ヶ月は施術を受けられないというサロンがほとんどですので、効果が出るまでには時間がかかります。また、生理中や妊娠中などは施術を受けられないというサロンがほとんどですので、気になったときにすぐにお手入れするのは難しいこともあります。

ただし、それだけの手間やお金、時間をかけて行う脱毛方法ですから、その施術が終わってしまえばその後はほとんどお手入れのいらない状態を維持できるというメリットもあります。

脱毛のお値段

脱毛を考えた時、一番安上がりなのは脱毛クリームでしょう。1本1000円程度で購入することができます。ただし、消耗品ですので1度買ったら終わりというわけではなく、継続して購入し続ける必要があります。

次に安いのは脱毛器でしょう。毛抜きがたくさんついているタイプの脱毛器は1万円程度で購入することができます。光を当てるタイプの脱毛器は7万円程度と少し高額になりますが、お腹以外にも全身に使えることを考えると、サロンに通うよりは安くつくと言えるでしょう。

一番高額になるのがサロンです。サロンの費用は非常に大きな幅がありますが、どんなに安いサロンでも1回1500円程度の費用がかかります。

日々のお手入れが必要ない状態になるまで脱毛をするには、少なくとも8回程度は施術を受ける必要があると言われていますから、腹毛の処理だけでも12000円程度かかることになります。もちろん、他の部分を脱毛しようとした場合にはさらに費用がかかることになります。

処理方法2 剃る

シェーバー

シェーバーを使って沿ってしまうというのは、腹毛を処理するのに一番手軽な方法であると言えます。シェーバーを軽く沿わせるだけで、すぐに目立つ部分をそり落とすことができます。しかし、手軽な分だけ、すぐに毛が伸びてきて、頻繁なお手入れが必要になります。

100円ショップなどで売っている安全かみそりなどを使う人もいますが、肌を傷つけてしまう可能性がかなり高いためあまりオススメはできません。男性がひげそりに使うようなかみそりや、除毛専用のかみそりなど少しお値段は張りますが安全にそることができるものを選ぶと良いでしょう。

一番安全だと言われているのは、女性が顔の産毛をそるために使う電動シェーバーです。広い面をそるためには少し小さくて使いにくいと感じるかもしれませんが、刃が直接肌に触れないため、脱毛サロンの前処理などにも使われている安全な方法です。

シェーバーのお値段

シェーバーは、安いものでは1000円以下で購入できるものもあります。ただし、安すぎるものは肌への負担が大きくなりがちですので、肌に優しい構造になっているかきちんと見極めてから購入するようにするとよいでしょう。

女性が顔の産毛そりに使う電動シェーバーは3000円程度で購入することができます。初期投資は他のシェーバーに比べて高くなりますが、肌に優しく、刃を取り換える必要もないため、長期的に見ればもっとも安全で費用のかからない方法であると言えます。

剃ると濃くなる?

毛をそると濃くなってしまうという話を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。それを気にして、そる頻度を低くしているという人も聞いたことがあります。それでは、実際に毛はそると濃くなってしまうのでしょうか?

実は、そったことで毛が濃くなるということはないと言われています。ムダ毛と言いますが、体は必要だから毛を生やしているので、そってしまうとさらに強い毛を生やそうとして濃くなってしまうというのが、「そると濃くなる」という説の理論です。

しかし、毛根が新たに増えることは考えにくいですし、表面に出ている部分はダメージを与えたからといって太くなるということはありません。ただし、シェーバーを使って毛を途中から切断した場合、自然に生えている毛よりも断面が大きくなるため太くなったように見えることはあります。

剃り跡がかゆいとき

剃り跡がかゆくなっているときは、シェーバーで肌の表面が削られて乾燥してしまった状態になっていることが考えられます。ひっかいてしまうと余計にダメージを与えることになりますから、なるべく触れない様にして、ボディークリームなどを使って保護しましょう。

さらに、かゆみが出たということはそのシェーバーはあなたの肌にとって刺激が強すぎるシェーバーだということになります。そのまま使い続けると肌にダメージを与え続けて肌が固くなってしまいますので、なるべく刺激の弱いシェーバーに買い替えることを検討した方が良いでしょう。

処理方法3 抜く

抜き方

数が少なければ、毛抜きなどを使って抜いてしまうと、しばらく生えてくることもなく快適に過ごせます。脱毛器などをいちいち準備するよりも手間も少なくて済みますね。シェーバーと違って広い範囲にダメージを与えることもないため、比較的肌に優しい方法であるとも言えます。

腹毛を抜く時には毛抜きを使いましょう。脱毛テープなども市販されていますが、抜け残りが多いためあまりオススメできません。手や足のような広い範囲に使ってある程度数を減らしたい場合には有効ですが、腹毛のように比較的数が少ない部分は毛抜きで抜いた方が確実でしょう。

抜く前には、周辺の肌を温めて毛穴を開かせます。これによって、抜けやすくなりダメージも少なくなります。その後、毛抜きで毛の根本をつかんで、毛の流れに逆らわない方向に向かって抜きます。流れに逆らう方向に引っ張ると途中で毛が切れてしまうことがありますので注意してください。切れた毛が毛穴の中に入り込んでしまうと、埋没毛となって処理が難しくなります。

毛を抜くことは少なからず肌にダメージを与えますので、その後は冷やしてクールダウンしておきます。ただし、腹毛の場合には直接お腹を冷やすことになりますので、冷やし過ぎて内臓に負担をかけないよう、適度な時間で行うことが必要になります。

抜くとき痛いのを解消

毛を抜く時にはどうしても痛みが発生してしまいますよね。抜く時に痛みを解消するためには、毛抜きをする箇所をしっかりと温めて毛穴を広げておくことが重要なポイントになります。そのうえで、毛抜きでしっかり根元をつかみましょう。

さらに、利き手と反対の手で抜く毛の周囲を押さえておきます。こうすることで、皮膚が余分に伸びるのを防いで痛みを軽減することができます。毛の流れにそって抜くことでも、自然な方向に皮膚がひっぱられるため痛みを防ぐことができます。

高級な毛抜を使うと、毛抜きのかみ合わせが抜群で全く痛くないとも言われています。ただし、そのような毛抜は1本1万円以上と大変高価になっています。気軽に購入できるものではありませんが、機会があればぜひ試してみてください。

妊娠中に抜いてもOK?

妊娠中、急に腹毛が生えてくる人も少なくないと言います。ホルモンバランスが変化することに加えて、お腹が守るべき部分になるので毛が生えてくるのだと考えられています。普段は他人に見せるということはほとんどないお腹ですが、妊婦健診の際にはどうしても出さなければならないので気になりますよね。

では、そんな時には毛抜きで処理をしても良いのでしょうか?妊娠中には、毛抜での処理はしない方が良いとされています。その理由として、妊娠中は肌がデリケートになることがあげられます。毛抜きというのは刺激の強い方法ですから、デリケートになっている肌に毛抜の刺激を与えることで赤みが出たりなどのトラブルを引き起こしてしまうことが考えられるのです。

さらに、妊娠中のお腹は皮膚が引っ張られて他の部分よりもさらに乾燥しやすくデリケートになっています。このため、他の部分は大丈夫でも腹毛だけは抜いたらトラブルを起こしてしまったということも考えられるのです。

妊娠中に腹毛を処理する時には、毛抜きを使うことは避け、できるだけ肌に優しいシェーバーを使ってまめにお手入れをするのが良いでしょう。

腹毛が濃い理由

男性ホルモン

腹毛が濃い理由としてまず考えられるのが男性ホルモンです。基本的に、男性ホルモンが多く分泌されている人の方が毛が濃い傾向があると言われています。特に、男性毛と呼ばれる太くて濃い毛は男性ホルモンの分泌量に左右されやすいとされています。腹毛や胸毛、ひげなど、生える人と生えない人がいるような太い毛は男性毛であると考えて良いでしょう。

女性でも男性ホルモンが分泌されるため、男性ほどではないにしてもこの男性毛が生えてくる人は多くいます。女性なのに生えているのは何かおかしいなどと感じる必要はありません。男性ホルモンも体内で役割を持っていて、無理に抑制するとバランスを崩してしまうこともありますので、生えてこなくなることを考えるよりも、マメにお手入れすることを考えた方が良いでしょう。

妊娠

妊娠したときに、急に腹毛が生えてくることもあります。そのもっとも大きな理由はホルモンバランスが変化すること。前述の通り、体毛の生え方はホルモンによって制御されているので、ホルモンバランスが崩れると今まで生えていなかった毛が生えてきてしまうのです。

特に、お腹は妊娠すると今まで以上に守るべき場所になるため毛が生えやすいのだと考えられています。急に体に変化が起こると気になるかもしれませんが、妊娠期間が終われば元に戻るため、あまり神経質に心配する必要はないでしょう。

まとめ

腹毛を処理するには、脱毛する、シェーバーを使う、抜くという3つの方法があります。それぞれにメリットやデメリットがありますから、自分に合った方法を選ぶと良いでしょう。いずれにしても肌にダメージを与える可能性がありますから、お手入れ後にはクリームを塗るなどケアをしておくと良いでしょう。