肌くすみが気になり、化粧が厚くなっていませんか?肌くすみを隠そうとすると、いつの間にか化粧が厚くなりがちです。また、肌くすみのせいで老けて見られることもあります。肌くすみでお悩みのあなたに、肌くすみの7つの原因と改善方法、そして簡単にできる厚化粧にならないとっておきの肌くすみのカバー方法をお伝えします。

肌のくすみを気にしていませんか?

若い頃は当たり前だった白くて透明な肌。いつの間にかくすんでしまい悩んでいる人は多いと思います。肌のくすみと言っても、さまざまな原因で起こり、肌がくすみ始める年齢もさまざまです。20代で肌のくすみが始まってしまう人もいます。

自分の肌くすみの原因を知り、生活習慣とスキンケアを改善して、透明感のある肌を取り戻しましょう。

肌のくすみタイプ別の原因と改善

肌のくすみの原因は、大きく7つに分けられます。それぞれの原因により肌の状態が異なりますので、自分の今の肌状態を確認して、改善方法を試してみましょう。

1. 肌の乾きが強いくすみには

・肌の状態と原因
肌が乾燥し硬くなってカサカサしたり、ひどい時は白い粉をふいたり、肌のツヤがなくなります。原因は、さまざまな理由で肌が乾燥してしまうことです。冬は外気が乾燥しますが、室内は年中エアコンが効いているので乾燥が続きます。

肌表面に乾燥した古い角質があっても、肌の代謝が低下しているとうまく外に出ていかず、肌の表面を枯れた、くすんだ印象にしてしまうこともあります。

また、洗顔のし過ぎであまり潤いや皮脂成分を取りすぎると、それによってもきめの乱れ、肌のツヤや滑らかさが失われて、肌がくすんで見えることもあるようです。そして、乾燥はシワが深くなったり、シミになったり、さまざまな肌トラブルの原因にもなります。

・改善方法
乾燥によるくすみ対策は、とにかく保湿をしっかり行うことです。洗顔後は、30秒以内にしっかり化粧水をつけ、乳液、クリームで蓋をして、水分が逃げないようにします。化粧品については、乾燥肌用のしっとりするようなタイプやセラミド、コラーゲンなどの肌に潤いを保つような成分が入っているものがオススメです。

乾燥でくすみが出てしまっている場合は、ローションパックはオススメです。肌の水分保持力が低下しているので、水分をたくさん与えて肌に潤いをもたせてあげることが大切です。

2.クレンジング不足のくすみには

・肌の状態と原因
充分にクレンジングや洗顔ができていないことで、皮脂の酸化が起こり、毛穴を詰まらせて触ると硬い感触の毛穴のざらつきができます。また、長時間メイクをしたままにしていることによって、脂分が酸化して全体的に肌をくすんで見えさせる、といったことが起こります。

これらは基本的には汚れや酸化した脂(酸化した化粧品の油分なども含む)がきちんと落とせていないことによって起きやすくなるものです。

・改善方法
クレンジングが足りないからと、過剰に洗いすぎるのもトラブルの原因となります。一回一回のクレンジングと洗顔を丁寧にすることが重要です。洗顔やクレンジングは諸説ありますが、毛穴の皮脂の柔らかくなる温度や肌の乾燥をすすめない温度を考えると、32℃くらいが良いと言われています。32℃って、ほとんど触るとお水に近いかな、くらいの温度ですね。

20回を目安にきれいに流し、フェイスラインなども残らないようにしましょう。

また、アイメイクをしっかりしている方は、落とすために擦ってしまうことで、色素沈着などの原因を作っている可能性があります。浮き上がらせるタイプのポイントメイクリムーバーを使う、マスカラなどはお湯で落ちるものを選ぶなどするのがおすすめです。

3.体液の流れの悪さによるくすみには

・肌の状態と原因
血行の悪いことでくすんでいる、という方はくすみ方が青みがかった色に見え、体調が悪いように見えたり疲れているようにも見られがちで、元気のない肌色といったくすみ方になります。肌の上から静脈を見ると青く見えるように、特に目の周りなど皮膚が他のところより薄く、血流が滞ってくるとくすみが顕著に表れやすい部分です。

これらは、やはり体液である大きな二つ、血液の流れやリンパの流れが悪くなることで起きやすくなってきます。肌細胞にも栄養が供給されにくくなり細胞の生まれ変わりにも影響が出てくるため、体液の流れを良くするようにする対策が必要となってきます。

・改善方法
血行不良は、肌だけでなく体全体の不調にもつながります。血行不良のせいで、手足腰の冷え、むくみなどが出てきます。お風呂につかり、体を温めて体を冷やさないようにしましょう。また、軽い運動やヨガやストレッチで体を動かし、血流を良くしましょう。

また、ストレスや睡眠不足は血管を収縮させ、血流が悪くなります。十分な睡眠をとり、ストレスを感じたら深呼吸などで心を落ち着けるようにしましょう。

4.加齢の影響が強いくすみには

・肌の状態と原因
肌の土台である真皮で作られるコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸が、加齢によりだんだん作られなくなり、肌の再生能力が急激に低下します。肌のターンオーバーも乱れ、20代では28日周期でも40代以降は45日〜60日になり、古い角質がはがれ落ちないためくすんだり、肌が老化して硬くなります。くすみの他にも、シミ、シワ、たるみが起きてしまいます。

真皮の中のコラーゲンなどの成分が満たされていれば肌にハリが出ますが、40代以降は肌のハリや弾力がなくなります。自然現象なのですが、肌のターンオーバーが正常に行われれば、老化の進行を遅くすることができます。

・改善方法
肌のターンオーバーを正常にするために、睡眠、食事、軽い運動など規則正しい生活をすることはもちろんですが、コラーゲンやヒアルロン酸配合の化粧品を使うことにより、肌に足りなくなった成分を補うことが可能です。

また、食事やサプリメントでコラーゲンを飲んだり食べたりしても、コラーゲンは一度アミノ酸に分解されて、コラーゲンとして体に吸収されるのではなく、タンパク質となって吸収されるので、あまり意味はないようです。コラーゲンを積極的に食べるのではなく、バランスの良い食事をとることに重きを置いた方がいいようです。

5.肌の紫外線ダメージが強いくすみには

・肌の状態と原因
紫外線を浴びると個人差はあるものの、褐色や茶みの強い色に変化し、肌色が紫外線に当たれば当たるほど、濃い色になってきます。これは、肌の色を作る”メラニン色素”が紫外線を受けるとたくさん作り出されるためのです。

メラニン色素はシミの原因ともなりますが実は、紫外線から肌を守るために作られる防御機能です。肌の奥の真皮層にあるメラノサイトという細胞が、紫外線を浴びたと感じた時にメラニンを作り出し、肌を紫外線から守ってくれているのです。

メラニン色素は皮膚の細胞の中で紫外線を浴びることで量も増え、色を強くしますが、若々しく健康は肌であればどんどん新しい細胞に押し上げられて、メラニン色素も外に出て行ってくれます。

しかし、肌細胞の代謝は年齢と共に低下してくるので、それによって肌に蓄積された色素はシミを作り出し、紫外線を長く浴びた部分はメラノサイトの働きも活発になっていることで、なかなか消えてくれない頑固なシミや全体的な肌のくすみなど、悩ましいトラブルとして肌に残ることがあります。

・改善方法
まずは、普段から紫外線を浴びることを減らすように心がけましょう。紫外線対策には日焼け止めなどが数多く販売されていますので、肌質に合うもので一年中使用することが重要です。

紫外線は目などからも影響が出るので、サングラや帽子なども有効です。広い範囲をカバーできる日傘はいつも持っていたいですね。室内、車の中などはつい油断しがちですが、ガラスでは完全に紫外線をシャットアウトすることができません。普段からの紫外線対策を十分にするようにしておきましょう。

また、肌の明るさを保つ栄養素としてはビタミンCが良いようです。ビタミンCはコラーゲンの生成にも欠かせないビタミンでシミ、そばかす対策の化粧品にも非常によく使われているように、メラニン色素の排出を促すことの手助けもしてくれます。

このビタミンCは壊すのが「タバコ」です。外で吸うといったことは紫外線とタバコの両方の影響強大で、活性酸素の増加から過酸化脂質も増えてどんどん体内の老化に繋がっていきます。健康と美しいくすみのない肌を目指すなら、やはり禁煙は欠かせないようです。

美しい肌のためには、やはり睡眠も大きな意味を持ちます。健康で美しい肌のためには成長ホルモンの分泌の活発になる、夜10時かAM2時の時間はしっかり睡眠がとれることが好ましいと言われています。

6.ブラックヘッドが目立つくすみには

・肌の状態と原因
ブラックヘッドは毛穴が黒く色素沈着し、皮脂や角質が角栓としてつまってしまっている状態を言います。起きやすい部分は皮脂分泌の多い顔の縦の中心線である鼻やあご周り、額の中央などで、加齢や皮脂の分泌の過剰で頬の毛穴が開いていると、頬にも出てきます。

この頬の毛穴の開きは、たるみが大きな原因となっているもので、毛穴が流れるように開き、メイク剤や皮脂が詰まって普通のクレンジングでは落としにくくなることで毛穴が黒くなり、肌が全体的にくすんで見えてしまうのが原因です。そのため、定期的に毛穴の丁寧なクレンジングをすることが必要になってきます。

また、皮脂は睡眠不足によるホルモンのアンバランスや、ストレスなどによっても過剰になることがあり、充分な睡眠や日常的なストレスの解消も重要になってきます。

・改善方法
毛穴に皮脂が詰まりにくくするために、丁寧な洗顔が大切です。しかし、何回も洗顔したり強くこすって洗ったりするのは逆効果で、余計に肌を傷つけてしまいます。洗顔は1日2回までにして、蒸しタオルをして毛穴を開かせてから洗顔をするようにしましょう。

そのあとは、収れん化粧品などで毛穴を引き締めるようにしましょう。毛穴が開きやすくなっているので、冷たい化粧水をコットンを使ってパッティングをすると毛穴の引き締め効果があります。

7.喫煙が影響するくすみには

・肌の状態と原因
喫煙により肌が黄色くなり、唇も紫黒くなり、くすみだけでなくシミ、シワ、たるみが出やすくなります。原因は、喫煙により血行が悪くなり、肌に必要な栄養分が行き渡らないこと、そして、タバコはビタミンCを破壊するのでコラーゲンやエラスチンが作られないことで、肌のハリや弾力が奪われます。あらゆるくすみの原因が合わさり、肌のターンオーバーが正常に行われない状態です。

・改善方法
すぐにタバコを止めることです。実は、日本人の喫煙率は下がっているものの、20代の女性の喫煙率は一向に下がらないとのことで、若いうちは喫煙による肌の老化を感じないかもしれませんが、タバコを吸い続けると明らかに肌の状態は悪化し、老化は加速します。

また、タバコにより奪われたビタミンCを積極的に摂取して、肌くすみの進行を遅らせるようにしましょう。

くすみをカバーする化粧下地とは?

できてしまったくすみは、生活を改善をすることにより症状は軽減できますが、即効性はありません。毎日のメイクの時にくすみを隠すために、厚化粧になってしまいがちです。

厚化粧になってしまいがちの方は、化粧下地を見直してみてはいかがでしょうか。ファンデーション前の化粧下地をうまく使えば、ファンデーションを厚く塗らなくてもくすみをある程度カバーできます。

ただ、くすみをカバーする化粧下地に、コントロールカラーが入っているものやコントロールカラーだけのものがあります。どちらもさまざまな色があり、顔色やくすみの原因によりどの色を選べばいいのか異なりますので、代表的なものをご紹介します。

濃い肌色を明るくするイエロー・オレンジ系

紫外線、汚れなどメラニンが原因でくすみになった場合は、茶色がかった肌になっていたり、にごった印象の肌になります。そんな肌には、「イエロー」「オレンジ」を選びましょう。特に「イエロー」はにごったくすみを明るい肌にして、健康的な印象にしてくれる万能なカラーです。

ツヤを足すにはパープル

乾燥によるくるみは、肌がカサカサしてツヤがない状態です。そんな肌に、透明感を与え、ツヤっぽく仕上げるために「パープル」を選ぶといいでしょう。乾燥肌の場合、使用する化粧下地に保湿タイプのものを使用すると、パサパサの仕上がりにならないので気をつけてみてください。

透明感にはパープル・ブルー系

黄ぐすみには、肌に透明感を出してくれる「パープル」「ブルー」を選びましょう。肌の透明感を出すことで明るい色白肌に見せてくれます。また、目の下の茶クマもカバーしてくれます。

青みがかったくすみにはピンク

血行不良が原因のくすみの場合、血流が悪いため顔に赤みがなく青白くなります。赤みを少し足してあげるために「ピンク」の化粧下地を利用してみましょう。不健康に見える肌を、健康的な顔色に見えるようにしてあげましょう。

くすみ肌を改善する洗顔方法

洗顔料はモコモコ泡で優しく

肌くすみの最大の原因は、肌のターンオーバーを正常に行われていないことです。肌のターンオーバーを正常に行わせるためには、睡眠、食事と合わせて正しい洗顔を行うことが重要になります。

日頃のクレンジングや洗顔を正しく行うことで健やかな肌を取り戻しましょう。夜のクレンジングで、メイクをしっかり落とすことを忘れないようにしましょう。メイクをしたまま寝るのは、肌が回復するのに1週間かかると言われています。

洗顔は、1日2回朝晩に行い、体温に近い(35度程度)お湯で優しく洗います。洗顔料は、洗浄力が強すぎないタイプを選びましょう。お風呂のお湯のような熱い湯や洗浄力が強すぎる洗顔料は、必要な潤いまでも洗い流されてしまい、乾燥を引き起こします。

洗顔は、たっぷりの泡で優しく洗います。泡立てが苦手な方は、泡立てネットでしっかり泡立てます。モコモコ泡で優しく顔を洗うようにしましょう。物足りなくても汚れはしっかり落ちていますので、こすり過ぎないようにしましょう。

肌の透明感アップにピーリング剤を

肌のターンオーバーを正常に戻し、くすんだ肌の透明感をアップさせるために、週2回のスペシャルケアもオススメです。ピーリング剤を定期的に使用すると、肌の表面に残ってしまっている古い角質を取り除き、肌のターンオーバーを促進してくれます。

ただし、ピーリングをした後はとても肌が敏感になりますので、たっぷりの保湿を心がけましょう。うっかり、保湿を怠ると肌の乾燥が進んでしまいますので注意しましょう。

水分と油分のバランスを大切に

健やかな肌には、水分と油分のバランスがとても大切です。水分が足りないと化粧水をたくさんつけるのはいいのですが、適度な油分がないと化粧水が肌から逃げてしまいます。化粧水の後に美容液や乳液、クリームで水分が逃げないように蓋をしてあげるようにしましょう。

また、油分が多すぎると皮脂が毛穴につまり、酸化したり、肌のターンオーバーが遅くなります。油分が多いと感じた場合は、あぶらとり紙を使用するのではなく、ティッシュなどで軽くおさえる程度にしましょう。毎日の洗顔を正しく行うことで、皮脂の過剰な分泌を抑えるようにしていきましょう。

まとめ

肌のくすみは、紫外線、乾燥、老化、タバコなどが原因で肌のターンオーバーが正常に行われず、メラニンや古い角質がはがれ落ちないことで起きる状態です。肌がくすむと、顔が疲れて見れたり、老けて見られがちです。

できてしまった肌のくすみは、正しい洗顔やピーリングなどを使って肌のターンオーバーを正常に行うようにしていきましょう。また、睡眠、食事、運動に気をつけ、規則正しい生活を心がけ、健やかな肌に戻していきましょう。

また、メイク前の化粧下地でコントロールカラーが入っているものや、部分的にコントロールカラーを使うことで、肌のくすみを隠し、明るくて健康的な肌色に戻し、厚化粧にならないようにすることもできます。ぜひ試してみてください。