鼻毛が太い、長い、伸びるのが早い、鼻毛が白髪になっているなどで悩んでいる人へ。鼻毛の正しい処理法や長くなる原因、白髪になる原因などを詳しく解説します。またオススメの鼻毛カッターもご紹介!ぜひ参考にしてみてください。

鼻毛が長くなる原因や処理方法について

鏡を見たら鼻毛が伸びて飛び出していた、人から鼻毛が出ていると指摘された、などなど恥ずかしい思いをした経験のある人って実は少なくないのでは?

刃物メーカーの貝印が20代~50代の働く男性885名にとったアンケートによると「ビジネスシーンで相手の身だしなみが気になったことがある」という人は全体の85%で、その気になった部分の第1位が「鼻毛」なのだとか。

同じアンケートでは、自分が恥ずかしい思いをした身だしなみでも「鼻毛」がやはり圧倒的に多く、なんと40%以上の人が「鼻毛」で恥をかいたことがあると答えているそうです。

シェーバーメーカー「フィリップ」の調査では、約78%の男性が鼻毛の手入れを日常的にしているという結果が。それにもかかわらず、彼氏や好きな男性の鼻毛を見たことのある女性は62%にも及ぶそうです。しかもその内の40%の女性は、その「鼻毛彼氏」に対しての恋愛感情がダウンするという悲しい結果が出ているそうです。

みんな気にしているはずなのに、鼻毛の処理が上手くいっていないのはなぜなのでしょう。普段自分では気づきにくい箇所だけに、常に大人のエチケットとしてきれいに処理しておきたいもの。ただ間違った方法で処理していては、やったつもりでもきちんと処理できないということに。そればかりか鼻の中の粘膜のトラブルのもとにもなります。

ぜひ鼻毛に関する知識と正しい処理法を身に付けて、どこに出ても恥ずかしくないようにしておきましょう。

鼻毛の役割とは?

フィルターとして体を守る

鼻毛は人の体にとって実は重要な役割を果たしています。
目には見えませんが、空気中にはPM2.5などの微小粒子物質や花粉、病原菌やウィルスなどといった有害なものがたくさん漂っています。

鼻毛は呼吸によって侵入してくるこれらの様々な異物をなるべく体内に入れないようにブロックする「フィルター」として機能してくれていています。

また、吸入した空気をきれいに濾過して気管支に送り込んでくれています。異物が混入した際のクッションとしての役割も果たしていて、異物によって粘膜に傷をつけることを防いでくれてもいます。

口呼吸よりも鼻呼吸をした方がいいといわれるのは、これらの理由もあるのです。

呼気の水分を回収する

鼻毛は鼻の湿度を保ち乾燥を防いで、喉や肺が痛むのを防いでくれる働きももっています。

鼻から息を吐く時に息に含まれる水蒸気で鼻毛が濡れて、鼻から息を吸い込む時には吸った空気に水分を含ませます。そして、わずかながら吐いた呼気の水分をまた鼻毛が回収します。

また、吐いた息に含まれる熱も鼻毛で回収して、吸った空気を温めてくれるという機能もあるそうです。このように鼻毛はまるでマスクをしているように作用してくれているのです。

鼻毛が長くなる・太くなる原因は?

空気が汚れている所に住む

鼻毛には、埃やウイルスなどの体内への侵入を防ぐフィルターのような役割があるので、空気が汚染された地域で過ごしていると、防御力を増そうと鼻毛が太く長くなりやすいといわれています。

埃っぽい部屋、排気ガスが多く大気が汚染された都市部、活火山の近くの地域などに住んでいる人は心当たりはないでしょうか。またタバコを吸っている人も同様です。

ただし、この説には医学的な根拠はないといわれています。しかし思い当たる人は部屋に空気清浄機を設置したり、エアコンのフィルターをまめに掃除するなど工夫してみても良いかも知れません。

加齢

鼻毛が太く長くなる主な原因は加齢です。とくに男性は年をとるほどそうなるといわれています。これには「ヘアサイクル」というものが関係しているそうです。

1本の新しい毛髪が毛穴の奥で育ち始めてから抜け落ちるまでの周期のことをヘアサイクルといいます。すべての体毛は新しい毛の成長とともに古い毛が押し出されて落ちるというサイクルを何度も繰り返して、生え変わっているのです。

ヘアサイクルには、以下の3つのステージがあります。
・毛母細胞が細胞分裂を繰り返して毛が太く長く成長する「成長期」
・その成長が止まって抜ける準備を始める「退行期」
・完全に成長が止まる「休止期」

年をとると、このヘアサイクルの周期が長くなり、成長期が長期化します。そのために鼻毛が太く長く育つようになるのだそうです。

男性ホルモンの影響

鼻毛が太くなるのには男性ホルモンも多いに影響しています。
シェーバーメーカーのフィリップの調査によると、彼氏または好きな男性の鼻毛が出ているのを目撃したことがあるかとの問いに「ある」と答えた女性はなんと62%と半数以上。

男性ホルモンは、その名の通り男性を心身ともに男らしくするホルモンで体毛を濃くする作用もあります。鼻毛の成長にも男性ホルモンが大きく影響しているので、男性の鼻毛は太く長くなりやすいのです。

ですので鼻毛が出ている女性というのはあまり見ないとは思いますが、女性でもホルモンバランスが乱れると、男性ホルモンが活性化し鼻毛が太くなることがあるようですので、注意しなければいけません。

タバコの影響

実はタバコを吸っている人や、その周りにいるような人は鼻毛が伸びやすいのです。

先述のとおり、鼻毛には外気を濾過して体内に送るというフィルターの役割があります。ですので、タバコを吸っていると煙の刺激で鼻が危険を察知し、身を守るために鼻毛を伸ばそうとするらしいのです。

ご存知の通り、タバコには有害粒子が多く含まれておりタバコを吸うと多量の微小粒子物質PM0.1~2.5が鼻腔はもちろん空中に漂います。室内でタバコを吸うと部屋の空気は大気汚染レベルになってしまうという話もあるのだとか。

鼻毛を切ると太くなる?

よく「鼻毛は切ると太く濃くなってしまう」という話を耳にすることがあります。しかし実際には、そんなことはないといわれています。

鼻毛に限らず、毛髪は本来、毛先のほうが細くなっているものですが、切ることによって断面が大きくなるので、太くなったように感じるだけだという説が今のところ有力のようです。

どんな方法で処理すればいいの?

専用のハサミを使う

鼻毛を切るとき、先端が丸い鼻毛用の小さなハサミを使っているという人が多いことでしょう。

鼻毛専用のハサミは質の良いものでも1000円程度で購入できます。100円ショップなどでも手に入れられるようです。ハサミなら鏡で確認すれば1本ずつ確実に毛をカットすることができます。

ただし、毛量のある人はハサミだと多少時間がかかってしまいます。またハサミだと、先端が丸く加工されてはいても鼻の粘膜を誤って傷つけたり、皮膚を切ってしまうこともあるので十分な注意が必要です。

先が丸くなっている鼻毛専用のハサミが安全面ではおすすめです。眉毛カット用のハサミを使っている人もいるようですが刃の先端が尖っているので慎重に使いましょう。

そして、切れ味がいいものを選びましょう。切れ味が悪く鼻毛を引きちぎってしまうようなものは、鼻の粘膜のトラブルを招きます。
切り終わったハサミは、汚れや毛を拭き取って清潔に保管しておくことも大切です。

鼻毛カッターを使う

最も簡単に鼻毛の処理ができるのは、電動の鼻毛カッターです。鼻毛トリマー、鼻毛シェーバーとも呼ばれています。

鼻毛カッターは、粘膜に刃が直接触れない構造なので比較的安全でケガをするリスクが低いのが特徴です。カッター部分を鼻の穴に少し入れて、左右や上下に動かすだけで、鼻毛を一定の長さにカットできるので、毛量がある人でもあっという間に処理をすることができます。

ただし自分で狙った箇所をカットすることができないため、場所によっては切り漏らしが出る可能性があるというのが難点といえます。しっかりカットしたつもりが切り残しがあって鏡を見たら飛び出ていた、なんてことも大いにあり得るでしょう。これを「つもり鼻毛」とも呼ぶそうです。

また、切れ味の悪い製品の場合、切り残しどころか、刃に毛が絡まってどうにも使えないということもあるので、信頼のおけるメーカーのものを選ぶようにしましょう。

あまり奥にまで入れてしまうと粘膜を傷つける原因にもなりますし、鼻毛によるフィルター効果も損なわれてしまいますので、電動鼻毛カッターを使う際は、切り過ぎないように注意することも大切です。

鼻毛ワックス脱毛

ムダ毛の処理に人気のブラジリアンワックス。松ヤニなどを原料としたワックスを温めて脱毛したい部位に塗って、冷めて固くなったら一気に引きはがして脱毛するというものです。かなり痛いことで知られていますが、一瞬でキレイさっぱり脱毛できることで人気の方法なのだとか。

これを鼻毛に応用したのがノーズワックスです。施術してくれる脱毛サロンもありますが、自宅で脱毛できるセルフ脱毛ワックスも人気のようです。

専用のワックスを先端につけたスティックを鼻の穴に入れて30秒ほど経ったら、スティックごと一気に引き抜きます。毛根から引き抜くので痛みはありますが、長い鼻毛からうぶ毛まで、根こそぎ脱毛するので、鼻の穴の中がツルツルになります。
毛根から処理しているので次に生えてくる周期が遅く、3週間ほど効果が持続するようです。

鼻毛ワックス脱毛はデメリットもあります。ゴッソリとほぼすべての鼻毛を抜いてしまうので、鼻毛のフィルター機能がなくなってしまいます。鼻毛がなければ大きな粒子状物質はほぼ素通りになってしまう危険があります。

また、鼻毛を抜く際に毛穴の中で毛を包んでいる「毛包」という組織を痛めてしまい、毛穴が炎症を起こすこともあります。鼻腔内の炎症は意外に痛みや腫れがあります。ワックスで鼻毛を脱毛する際にはこれらのデメリットを理解しておく必要があります。

サロンでは、これらの注意点を考慮して、鼻の中の手前から1cmほどの部分のみを脱毛するそうです。自宅でセルフでやる場合も奥の毛にワックスがつかないようにやるのがコツです。説明書をよく読み、使用上の注意をきちんと守りましょう。

脱毛クリームで処理できる?

皮膚につけて使用することを目的として製造されている脱毛クリームや除毛クリームを、鼻の中という粘膜に使用することは、あまりおすすめできる方法とは言えません。

腕などに使用しても、肌の弱い人は赤く腫れたりヒリヒリしたりします。酷い人は化膿したり痒くなることもあります。

脱毛クリームや除毛クリームは毛を溶かす成分が含まれていますから、その成分が粘膜についてしまったら、皮膚トラブルのレベルでは済まされない重篤な症状が出る可能性もあるでしょう。

使用してみたというチャレンジングな人の報告では、使ったあと一日中、鼻の中にワサビをぬられたかのような痛みが続いたという話もあります。

鼻毛を処理する時の注意点

全部処理しちゃダメ

先述の通り、鼻毛はフィルター効果を持っています。人の体毛のうち唯一、機能的に必要とされているのが鼻毛なのだとか。
ですから、すべての鼻毛を処理してしまうとその効果が得られなくなり、感染症にかかる恐れもあります。

鼻毛が生えているのは鼻腔のもっとも外側ですが、そのすぐうしろには「キーゼルバッハ」と呼ばれる毛細血管が密集している部位があります。キーゼルバッハ部位はとてもデリケートで、傷つけるとすぐに出血してしまいます。

鼻に限らず、脱毛による感染症で毛包炎(毛嚢炎)というものがあります。通常なら感染症を引き起こさない皮膚の常在菌が、脱毛で傷めた傷口で繁殖し炎症を起す疾患です。

とくに鼻の周辺にできる毛包炎は「面疔(めんちょう)」と呼ばれ、悪化すると感染した黄色ブドウ球菌が鼻だけでなく、ときに脳を犯し脳炎や髄膜炎を発症して、最悪の場合死に至ることもあるというから侮れません。
そこまでいかないとしても、鼻の入り口から入った細菌やウイルスなどによって副鼻腔炎が引き起こされることもあります。副鼻腔炎とは俗にいう蓄膿症のこと。黄色い膿の混じった鼻汁が止まらない、頭痛や頬の痛み、咳などの症状があります。

また、花粉症の人は要注意。鼻毛を全てそってしまうと花粉への反応が増すのはもちろん、鼻水が止まらなくなるという弊害もあるそうです。鼻毛は鼻水が流れ出るのを食い止める防波堤の役割も持っているので鼻毛が無くなれば、鼻水が垂れ流し状態になってしまいます。花粉症で鼻水が大量に出ているのに、そうなったら大変なことになってしまうでしょう。

鼻毛は入り口付近だけカットして、なるべく鼻の奥の毛は残すように心がけてください。花粉症の時期はできるだけ鼻毛の手入れは必要最小限にとどめておきたいものです。

鼻毛が伸びる速度は、体質や環境などの差はありますが、一般的に1日に0.15mm程度。それほど頻繁なカットは必要はありません。鼻の形や鼻毛の見え方にもよりますが1カ月に1回切れば十分なのではないでしょうか。ただしタバコを吸う人は1~2週間に1回ともいわれているようです。

抜くのも厳禁

鼻毛の処理法にはいくつかありますが、一番やってはいけないといわれているのが「抜くこと」です。無理に毛穴の奥の皮膚から毛を引きちぎっていることになるので、強烈な痛みを伴います。

問題なのは、毛が引きちぎられた毛穴は傷口と同じ状態となり、そこから雑菌が入る恐れがあるということです。
何度も言うように、鼻毛は鼻から体内に異物が入り込むのを防ぐフィルターの役割をもっています。鼻の入り口付近は、思っている以上に実は汚れが付着しているものです。そのうえ鼻の中の粘膜は常に粘液で湿っていて温かいので、菌が繁殖しやすい環境です。

毛は、毛穴の奥で血管や神経とも繋がっている「毛乳頭」という部分から生えています。毛を抜くというのは、この毛乳頭から無理やり毛を引きちぎり、皮膚を傷つけるということです。傷ついた毛乳頭に菌が入り込むと「毛嚢炎」という疾患になってしまうこともあるので、注意しないといけません。

毛嚢炎とは、毛穴の中に、ブドウ球菌や連鎖球菌などの菌が繁殖し、化膿してニキビのように腫れあがる症状が出ます。軽い場合は、放っておいても自然に治りますが、重度の場合は赤く腫れ上がり小鼻を押しだだけでも痛むようになります。医学的には「鼻毛毛嚢の化膿性炎症」などと表現されるそうです。

重度でも、抗生物質を3〜4日ほど内服すれば回復することがほとんどですが、場合によっては、膿を出すために、患部の切開が必要になることもあるそうです。

鼻毛は脳に近い場所にあるため、毛根が炎症して化膿するだけならまだしも、最悪の場合は脳に影響が及ぶケースもあるそう。鼻毛を抜いた場所が匂いを感知する「嗅粘膜」だった場合、そこがダメージを受けると、脳への刺激伝達が鈍くなって匂いに対して鈍感になることもあるのだとか。

そこまでに至ってしまわないためにも、炎症を起こして化膿してしまったときは、すぐに耳鼻科などを受診したほうが良いでしょう。

鼻毛が白髪になる原因

ストレス

白髪は頭の毛だけではなく、 すべての体毛に見られるものです。 一説によると鼻毛が体毛の中でも一番最初に白髪になるとも言われていて、鼻毛は白髪になりやすい毛なのだそうです。

鼻毛が白髪になる原因は、今のところまだはっきり解明されていません。鼻毛の色に限らず、毛髪の色を決めるのは色素細胞でつくられた「メラニン色素」の量。何らかの原因で、色素幹細胞のDNAの損傷が起きて、メラノサイトという色素細胞の働きが弱くなったり消失したりしまうとメラニン色素がつくられなくなって白髪になってしまうといわれています。

その「何らかの原因」のひとつに、ストレスが挙げられています。
メラノサイトはストレスに弱いので、ストレスが増加すると正常に機能しなくなり、白髪になりやすくなると言われています。

偏った食生活

偏った食生活で必要な栄養が不足すると、色素細胞が老化し白髪ができやすくなります。

白髪は色素幹細胞のDNAの損傷が原因ですが、損傷の要因として先述のようにストレスや不規則な生活リズム、食生活の乱れなども関与しているといわれています。それを考えると、食事の内容にも目を向ける必要があるのは当然。

偏った食事を見直して健康的な食生活を送ることも白髪の予防につながることといえるでしょう。

睡眠不足

不規則な生活や睡眠不足は、自律神経のバランスを崩します。自律神経は血流に影響しているので、自律神経のバランスが崩れると色素細胞まで十分な血液が行き渡らくなってしまいます。

それは色素細胞の老化に繋がり、白髪を増やす原因となりますので、規則正しい生活を送り十分な睡眠をとることを心がけることが、白髪予防に繋がるのです。

運動不足

実は運動不足と白髪は深く関係しているといわれています。白髪の原因のひとつは栄養不足。体に栄養を送り届けるのは血液のなので、毛の色素細胞にも栄養を行き渡らせるためには血行が良くないといけません。

とくに慢性的な運動不足は血行不良の原因となっているようです。
運動をすると、まず心肺機能向上による基礎体力が身に付き、さらに筋力がアップします。それらが血行を促進する効果を生み出し、体の隅々にまで、もちろん色素細胞にもしっかりと栄養が行き渡るようにしてくれるのです。

ですから、 定期的に運動をすることによって白髪対策ができると考えられています。

血行不良

白髪の大きな原因として考えられるのが血行不良です。

色素細胞に栄養を届けるのは血液です。ですから、血行が悪くなると色素細胞が老化して白髪を引き起こす原因となります。
また白髪の原因となる栄養不足、運動不足、睡眠不足、ストレス、喫煙などは全てが血行不良の元なのです。

心臓から遠い身体の末端部位の毛細血管は血行不良の影響をとくに受けやすいそうです。鼻にも毛細血管が張り巡らされていますが、心臓から遠い位置なので血行不良によるダメージを受けやすいといえるでしょう。血行不良は鼻周辺の細胞の弱体化を引き起こし、結果として白髪が生えやすくなるということに繋がります。

また、日本人の5人に1人は鼻炎らしいのですが、鼻炎になると鼻周りの血行不良が起こるそうです。ですから、鼻炎の改善に努めることも鼻毛の白髪防止には必要だと言えます。

遺伝

遺伝情報の何が白髪に関与しているのかは、まだはっきり解明されていません。しかし親に白髪が多かったり若白髪だったりすると、その子どもも同様の傾向が見られるというのは事実のようです。

白髪は発生の過程に遺伝子が関係していると考えられています。

白髪は、色素幹細胞がさまざまな要因でDNAに損傷を受けることで発生します。色素細胞は、毛髪の成長期にはメラニンを生成し続けますが、DNAの損傷を修復できないと判断すると自己複製機能が失われ、色素幹細胞が複製できないため色素細胞の数は減少していきます。それで白髪が増えるのです。

老化を司る遺伝子は、色素幹細胞の働きが減少してしまわないように監視する機能も持っているそうですが、この監視機能を持つ遺伝子の働き方はやはり子や孫に遺伝するのかもしれません。

加齢

加齢による老化の代表的な現象として、白髪があります。鼻毛は、ほかの体毛に比べて白髪になりやすく、頭髪よりも白髪になる時期が早いそうです。

鼻毛の次に髪、髭、体毛、最後に眉毛の順番で白髪が発生することが判明しているのだとか。一般的に白髪は、男性で平均34歳から、女性で平均35歳から出始めるというデータがあるそうです。

毛髪の色を決めるメラニン色素は色素細胞でつくられていますが、年齢を重ねて老化が進むと色素細胞の働きが衰えたり、消失したりして毛の色が無くなっていくのです。

喫煙

喫煙者はタバコを吸わない人と比べて、若年期に白髪になる確率が4倍にもなるといわれています。

タバコは体に有害ということは誰もが知っていると思います。主なタバコの有害成分はタール、ニコチン、一酸化炭素です。

とくにニコチンと一酸化炭素は白髪の原因となっていると思われます。白髪が発生する原因に血行不良が挙げられますが、ニコチンは血管を収縮させ、血圧を上昇させて心臓血管に負荷をかけます。

また、一酸化炭素は血管の内部損傷や全身の酸欠状態を招くといわれています。これらは血行を阻害する物質以外の何者でもありません。

これらのことから、白髪になりたくないという人はタバコは吸わない方が良いといえるでしょう。

鼻毛の白髪を予防するための対策

バランスの良い食事をとる

先述のとおり、白髪は色素幹細胞のDNAの損傷が原因です。損傷の要因のひとつとして偏った食生活による栄養不足があります。

毛の色素細胞にたっぷりと栄養が行き渡らせるためにも、バランスのとれた食事を摂ることはとても大切です。

髪に良い食べ物としては、ミネラルたっぷりの海藻など。また髪は8割たんぱく質で出来ているので、肉や魚、卵などはしっかり摂りたいものです。

そして血行を促進させるためにも、毛細血管の機能を保つビタミンCや血行不良対策に良いとされるビタミンEを補うような食品も積極的に摂るようにしましょう。

ビタミンCはゆずやレモンといった柑橘類などの果物、パプリカやパセリ、ケールなどの野菜に多く含まれます。ビタミンEは菜種油やコーン油などの油、ナッツなどの種実類、魚卵に多く含まれます。

適度な運動

白髪の原因とひとつとして運動不足による血行不良があります。血行不良が起こってしまうと体に栄養を届けにくくなってしまうため、毛の色素細胞の働きを弱らせてしまうことにもつながります。

色素細胞の働きが弱ってしまうと、色素の合成と供給がうまく機能しなくなってしまいます。ですから適度な運動を日常的に行うことは白髪対策として有効と言えるのです。

また適度な運動習慣は筋肉を増強させたり、基礎代謝の改善が期待できます。血行不良の主な原因は血管が心臓へ血液を送る「ポンプ力」が弱いということです。血管のポンプ機能は筋肉が担っていますので運動して筋力をアップさせることは血行不良の改善に役立ちます。

しっかり睡眠をとる

白髪対策として、規則正しい生活の中でしっかりと睡眠をとるということも重要です。白髪になる原因に血行不良を挙げましたが、睡眠リズムが乱れることは血行不良を招きます。

睡眠リズムの乱れは自律神経のバランスを崩します。人の体は日中は「交感神経」、夜は「副交感神経」が優位に働くというリズムに従って切り替わるようになっています。

しかし、昼夜逆転などの生活をしていたり、ストレスの多い生活をしているとその自律神経のバランスが崩れてしまいます。

自律神経のバランスが崩れて交感神経が過剰に緊張すると、免疫を担う白血球の中に大量の活性酸素が発生し血液が酸化してドロドロになってしまうそうです。それは血行を悪化させることに繋がり、白髪の原因にもなってしまいます。

そうならないためにも、睡眠をしっかりとれるような規則正しい生活習慣を心がけたいものです。

ストレスをためない

鼻毛に白髪が出てくる原因はストレスも関与しているそうです。 ストレスは毛の色素幹細胞のDNAを傷つける原因になると言われています。そのDNAを傷は白髪を招きます。

また、ストレスは自律神経の働きに大きく影響します。家庭や仕事などの悩みや不安による精神的なストレスはもちろん、病気や怪我、さらには音、光、温度などによる身体的なストレスも自律神経の乱れの原因になります。

そのストレスが過剰になると、交感神経と副交感神経のバランスが崩れます。そうなると先にも述べたとおり血行不良を招き、毛の色素細胞を弱らせることになり、結果的に白髪に繋がってしまうのです。

ですから、ストレスを溜め込まないよう日々の暮らしの中で上手にストレスを解消する方法を見つけておくことをおすすめします。

サプリメントを試してみる

白髪対策にはバランスのとれた食事が大切だと先にも述べましたが、家事や仕事、育児などに追われる多忙な毎日を送る人々にとって、常に良い食事をとることは難しいかも知れません。そういう場合は、サプリメントを試してみるのも良いでしょう。

毛を構成しているたんぱく質、細胞の新陳代謝やエネルギーの発生などに必要な、けれど不足しがちな亜鉛、マグネシウムなどのミネラル、 毛細血管の機能を保つビタミンCや、末梢血管を広げ血行を良くする働きがあり血行不良の対策となるビタミンEなど。白髪対策には、これらをサプリメントで補ってみてはいかがでしょうか。

しかし、栄養補給の主体はやはり食事ですので、サプリメントだけ摂って安心するのは、あまり良くありません。あくまで補助的なものとして考えましょう。

鼻毛の白髪の処理について

鼻毛カッターや専用ハサミを使う

鼻毛の白髪の処理に関しても、普通の黒い鼻毛と同様、ハサミでカットするのが一番簡単な方法です。鼻毛専用の先端が丸くなったものなら、鼻の粘膜を傷つけるリスクを少なく出来ます。

鼻毛は体に異物が入るのを防ぐフィルター機能をもっていますから、白髪だろうが鼻毛は切り過ぎてはいけません。
入口付近の長い毛だけを鏡を見ながら、慎重にカットするようにしましょう。

抜かない

白髪を見つけると、つい抜きたくなってしまうという人も少なくないようです。
しかし鼻毛の場合は抜くのは控えましょう。これも先述のとおり、鼻毛は抜くと粘膜を傷つけ、細菌感染して炎症を起こすというケースが多いからです。

鼻毛でも頭髪でも、白髪は抜いても次に黒い毛が生えてくるわけではありません。抜いたところであまり意味はないのです。鼻毛に白髪を見つけたときは、抜かずに切るようにしましょう。

処理のし過ぎに注意

鼻毛はフィルター機能という明確な役目をもっています。これは黒い毛でも白髪でも同じです。処理し過ぎると鼻から異物が素通りして体内に入ってきてしまいます。

喉や気管、肺などのトラブルの原因になるほか、鼻水を鼻の中に留めてくれていた鼻毛がなくなってしまうと、とくに花粉症の季節などは鼻水が外へだだ漏れの状態になってしまうので、処理のしすぎには注意が必要です。

おすすめ鼻毛カッターの紹介

①Panasonic エチケットカッター ER-GN30

鼻毛カッターではパナソニック製のものが人気があるようです。
パナソニック製の鼻毛カッターの特徴は、要は刃部分の内刃が平面ではなく立体であること。 刃の上側が前と奥に入り組んでいます。
横側の刃と上側の刃が回転するため毛の取りこぼしが少ないのだとか。鼻毛はもちろん、眉の形を整えるのにも使えるそうです。

中でもER-GN30という機種は人気が高いのだとか。価格は店舗により異なりますが、だいたい2,000円ほど。スイッチを入れたまま本体ごと水洗いができます。見た目のデザインも上質感があり、5本の指でしっかり握りれるサイズ。本体は少し斜めに湾曲した形状で鼻の穴に入れやすく、入り口付近の毛もより簡単に切ることがてきるそうです。

②Panasonic エチケットカッター ER-GN50

上記と同じパナソニック製のER-GN50は、ER-GN30より少し高価な機種。だいたい2,300円ほどです。
モーターのパワーはパナソニック製では最も強いとされ、爽快な切れ味で鼻毛をカットしてくれます。ファンが内蔵されていて、切った毛を吸引する機能が備わっているそうです。 そのためか作動時の音が少し大きく、本体も太めで重量感があるのだとか。こちらも本体ごと水洗い可能。

③Philips 鼻毛・耳毛・眉毛トリマー

パナソニックの他に人気があるのはフィリップ製の「鼻毛・耳毛・眉毛トリマー」です。

これは横に伸びた形状の刃が特徴で、刃がむき出しの状態すが肌に当てても痛くないそうです。 広い範囲の毛を一度に素早く切れますから、鼻毛に特化しているというよりは主に眉毛やヒゲにも幅広く使えるようです。

刃がむき出しなだけに、切った毛が散らばってしまうというのがパナソニックの製品とは違う点です。

④DOVO ゾーリンゲン ニュー鼻毛カッター

これは手動タイプの鼻毛カッターです。全体がつや消しのステンレスでできていてデザイン面で一見鼻毛カッターだと分からないスタイリッシュさがあるということで人気があります。

サイズは大人の男性の小指程度の大きさでコンパクト。カバンやはポケットなどに入れて持ち運べるのが便利です。簡易的な収納ケースも付属しています。 ステンレスなので衛生的で半永久的に使用できるのはメリットのひとつでしょう。

本体の刃のついた上部と下の持ち手を両手の指で持ち、鼻の穴に入れて左右に回すことで内刃と外刃が臼のように回転して鼻毛が切れます。

刃の内側のポケットに溜まった毛は、マイナスドライバーでネジを取り外し分解して取り除くそうで、その点は少し不便かも知れません。

まとめ

鼻毛のケアについては、皆人知れず気にしています。しかし鼻毛には鼻や喉、肺などの呼吸器を外の異物から守るという、明確な役割をもっているので、決して過度にケアし過ぎたりしないよう注意しましょう。

ケアし過すぎないよう健康面に気をつけながら、でも人からは見えないように美容面にも注意する、というのはちょっと厄介です。しかし、恥ずかしい思いをしないためにも日頃からまめに鏡をチェックして、正しく処理しておきたいものですね。