体調が悪くなると口の周りにヘルペスが出てくるという人も多いのでは?とくに風邪をひきやすい冬は口唇ヘルペスにもなりやすい時期です。何度も繰り返す口唇ヘルペスの原因、正しい対処法を知って少しでも早く回復したいものです。

ヘルペスが口の周りや唇に出てくる症状は口唇ヘルペスです!

口唇ヘルペスとは?

唇や口の周りにできるピリピリ、チクチクと痛む小さな水ぶくれが出る症状で、口唇(こうしん)ヘルペスと言われています。風邪を引いたときや体調が良くないときに出ることが多く、俗に「風邪の華」「熱の華」などと呼ばれます。
誰かと会話をしたりしていると必ず目が行きやすい口の周りに症状が出るため、恥ずかしい思いをしたり、気持ちが沈んでしまいます。

しかし、自分が口唇ヘルペスに感染していることに気づいていない人もいるようです。症状がでていなくても口唇ヘルペスウイルスが神経にひそんでいる人は多く、大人で50%以上、年齢が高くなるにつれ、その感染率は高くなり、70歳以上はほとんどが感染しているというデーターもあるようです。
思っている以上に口唇ヘルペスは身近な感染症といえるかもしれません。

口唇ヘルペスの原因は?

口唇ヘルペスの正体はウイルス!

口唇ヘルペスの原因は「単純ヘルペスウイルス」というウイルスの感染によるものだそうです。一度、体の中に入り込んだヘルペスウイルスは、ずっと体内の神経の中に潜み続けます。口唇ヘルペスの原因である単純ヘルペスウイルスは三叉神経(さんさしんけい)に好んですみつき、身体の免疫力が低下するとウイルスが活発となり症状が出ます。活発になったウイルスは三叉神経(さんしんけい)に沿って増殖し唇のまわりに集まり口唇ヘルペスを発症させるそうです。

ウイルスは一度すみつくと完全に身体の外に出ていくことは現代の医学をもってしてもできないようです。ですから治ったように見えても、身体の不調やケガなどをキッカケにして何度でも繰り返すという特徴があるようです。再発する時期は紫外線の強い夏と風邪の時期に再発しやすく、再発する人は半年に1回が最も多いというデータがあるようです。

こんな原因で症状が出やすい!

口唇ヘルペスウイルスは免疫機能が低下しているときに活発になり、症状が出ることが知られています。
免疫機能が低下するのは、以下のような時が考えられるようです。

●風邪をひいたとき
●ストレス
●睡眠不足
●日光・紫外線にあたる
●加齢・老化
●疲れ
●生理前
●抗がん剤やステロイドホルモン剤などの免疫機能を抑える薬を使用している
など

ピリピリ対策専用のサプリがあるって本当?

原因となる疲れやストレスなどを対策するには「活力アップによる健康な身体を維持すること」がポイントになってきます。
活力アップのために誕生したのがこの「ヘルペケア」です。
ヘルペケアは、リジン、プロポリス、βグルカン、グルタミン、グラヴィノール(ポリフェノールの一種)、茶カテキン、オリゴ糖、乳酸菌といった、活力アップが期待できる成分がバランス配合されいるのです。
特にリジンは必須アミノ酸の一種で、活力アップに欠かせない役割があるといわれています。
繰り返すピリピリにうんざりしている方におすすめです。

口唇ヘルペスはうつります!

口唇ヘルペスウイルスは感染力が強いと言われています。どのようにしてウイルスがうつってしまうのでしょうか?口唇ヘルペスウイルスがうつりやすいシチュエーション別にご紹介します。

キスでうつる

かわいいベビーについついキスをしてしまっていませんか?ウイルスに対して免疫がない赤ちゃんが大人からキスされて、口唇ヘルペスウイルスがうつってしまうことが多いようです。ほとんどの方は、赤ちゃんの頃にうつされているので、いつどこでうつされたのか記憶がないと思います。

手指からうつる

口唇ヘルペスが赤く腫れ、水ぶくれになっている所を、触った手で他の人に触れたりすることでうつることがあるようです。赤ちゃんのお世話をするときにも、手を洗うなどの注意が必要です。

口唇ヘルペスの塗り薬を塗るときには綿棒やスパチュラなどを使い、指で直接、患部に触らないようにするほうが衛生的です。

食器やタオルの共用でうつる

感染力が非常に強いウイルスですので、唇が直接触れていなくても間接的にウィルスのついたタオルや食器などから他の人に感染させてしまうことがあるようです。

口唇ヘルペスの治療薬は?

口唇ヘルペスウイルスは生きた細胞に入り込むと遺伝子情報であるDNAをコピーしながら、数を増やすことが知られています。口唇ヘルペスウイルスに対して、ウイルスのDNAをコピーさせる働きを阻害することで、ウイルスの数を増やさずに症状をよくする薬があります。

このようにウイルスが増殖するのを抑える薬を抗ウイルス薬というようですが、完全にウイルスを死滅させることはできないようです。口唇ヘルペスウイルスの薬を使用したからといっても再び免疫機能が低下すると口唇ヘルペスウイルスを発症することが考えられるようです。

外用薬(塗り薬)

アシクロビル、ビダラビンという成分の塗り薬があります。どちらの塗り薬も口唇ヘルペスが発症してからすぐに使用すると治りが早く、ひどくなりにくいようです。唇の周りにピリピリ、チクチクなどの違和感が出てきたら出来るだけ早く使用を開始するほうがよいそうです。症状が軽い状態のうちに塗るようです。
どちらの塗り薬も7日間塗って効果がない場合は他の治療法に切り替えるので再度受診しましょう。

●5%アシクロビル(軟膏・クリーム)
適量を1日数回塗布する。

●3%ビタラビン(軟膏・クリーム)
患部に適量を1日1〜4回、塗布または貼付する。

内服薬(飲み薬)

アシクロビル、バラシクロビル、ファムシクロビルという成分の薬があります。内服薬(飲み薬)はすべて医師の診断のもと処方せんが必要な薬ですから、病院やクリニックを受診する必要があります。
初めて口唇ヘルペスに感染して発症したときや免疫機能が低下している人は重くなる可能性があるので、外用薬(塗り薬)だけでなく、内服薬(飲み薬)も使うことがあるようです。

薬の服用は症状が出始めに近いほど効果が期待できるので、早めの受診で服用するのが好ましいです。腎臓の機能が低下している人や高齢者は用量の調整が必要です。

●アシクロビル(錠剤・顆粒・シロップ・ゼリー)
成人はアシクロビルとして1回200mgを1日5回、5日間服用
小児は体重1kgあたりアシクロビルとして1回20mg(最高200mgまで)を1日4回、5日間服用

●バラシクロビル(錠剤・顆粒)
成人はバラシクロビルとして1回500mgを1日2回、5日間服用
体重10kgまでの小児には体重1kgあたりバラシクロビルとして1回25mgを1日3回、体重10kg以上の小児には体重1kgあたりバラシクロビルとして1回25mg(最高500mgまで)を1日2回、5日間服用

●ファムシクロビル(錠剤)
成人はファムシクロビルとして1回250mgを1日3回、5日間服用

ゾビラックス®インタビューフォーム

バルトレックス®インタビューフォーム

ファムビル®インタビューフォーム

市販の一般用医薬品は?

口唇ヘルペスウイルスの増殖を抑える外用薬(塗り薬タイプ)は、医師の処方せんがなくてもドラッグストアや薬局で購入できる一般用医薬品として販売されているようです。しかし、内服薬(飲み薬)は医師の処方せんが必要になります。

塗り薬での医師の処方せんが必要な医療用医薬品と一般用医薬品の有効成分に違いはないようですが、一度、口唇ヘルペスと医師の診断をされたことがある人が再発したときに、一般用薬品の口唇ヘルペス薬を使用できることが条件となっているようです。一類医薬品に分類されているため、薬剤師がいる薬局やドラッグストアでの対面販売となります。

口唇ヘルペスに効く一般用医薬品の外用薬は以下の商品が販売されています。

●5%アシクロビル軟膏

・アクチビア軟膏(グラクソ・スミスクライン)
・ヘルペシアクリーム(大正製薬)
・ヒフールAC(日邦薬品工業)
・ラクリシアクリーム(三友薬品)

●3%ビタラビン軟膏
・アラセナS軟膏・クリーム(佐藤製薬)

口唇ヘルペスの治り方~症状が出る前から治るまで~

症状が出る前の様子

口唇ヘルペスの水ぶくれが現れる前に、前駆症状といわれる、発症の予兆があります。
唇の周りの皮膚にピリピリ、チクチク、ムズムズなどのほてり、違和感、かゆみを感じます。
再発を繰り返す人は、この時点で口唇ヘルペスの症状が出ることに気づくそうです。

症状の出始めは赤く腫れる

ピリピリ、チクチクなどの前駆症状症状が出始めてから約半日くらいで赤く腫れてくるそうです。
この段階では口唇ヘルペスウィルスの増殖が活発化している状態なので薬での治療開始するとよいようです。

水ぶくれの症状が出る

1~3日後に水ぶくれができ始めます。
赤く腫れたところに水ぶくれができます。この水ぶくれの中にウィルスがいっぱい存在している状態です。
ですから水ぶくれが破れた患部にさわると口唇ヘルペスウイルスがうつるそうです。
初めて口唇ヘルペスウイルスに感染したときの水ぶくれは大きく、再発を繰り返すと小さくなっていくようです。口唇ヘルペスでは、初めて感染したとき以外は1ヵ所に集まってできるようです。

かさぶたになって回復する

水ぶくれが破けたり、乾燥してかさぶたの状態になり口唇ヘルペスウイルスが治ります。

口唇ヘルペスの受診は何科?

口唇ヘルペスの専門科は皮膚科です。ほかにも内科や婦人科でも診ていただける場合もありますが、他の皮膚症状と見間違われないためにも皮膚科で診ていただいたほうが安心です。

また口唇ヘルペスウイルスに感染しているか調べる方法もあるようです。血液検査をすることで口唇ヘルペスウイルスに対する免疫機能の能力(抗体価)を測定することでわかるそうです。採血してから検査結果がでるまで約5日~1週間かかりようですから気になる方は皮膚科で相談してみましょう。

早く治したいときは?

口唇ヘルペスは、薬を使うことで回復するまでの期間を短縮できます。それには、やはり皮膚科を受診して口唇ヘルペスの診断を受けて、薬の処方をしていただくのが良いでしょう。口唇ヘルペスの症状の度合いによって、外用薬(飲み薬)、内服薬(飲み薬)と診断の上、処方されます。症状が出始めの頃の早い段階から薬を使うほうが効果的ですから、早い段階で受診するほうが良いでしょう。

口唇ヘルペスを発症しないように、日頃から風邪をひかずに体力を落とさないよう健康的な生活を送ること一番の予防です。

事前の対策も大事!

治ったらピリピリは無くなりますが、繰り返しピリピリに悩まされる人もいるので、しっかりと対策しておくことも大切です。
先程も紹介した「ヘルペケア」ですが、 活力アップが期待できる成分が配合されいるので、栄養が不足しがちな生活を送っている人は、普段からのケアも意識してみては如何でしょうか。