様々な効果があるとして知られているアルギニン。目覚めがスッキリする、集中力が高まるなどと言われていますが、その効果の全容はどのようなものなのでしょうか。また、アルギニンを摂取する際のポイントや副作用、摂取を控えるべき人やオススメの商品についてもご紹介しています。

アルギニンのサプリについて

アルギニンはアミノ酸の一種で、有能な成分であることから、サプリメントなどいろんな商品が出ていることでも知られています。それでは、アルギニンのサプリではどのような効果が得られると言われているのでしょうか。

また、アルギニンのサプリの摂取を控えるべき人や摂取することによる副作用、ちょっとした飲み方のコツなどもご紹介しています。効果が高いと言われるだけに、注意点も少々多くなっていますので、正しい知識を付けたうえで利用するように心がけてください。

アルギニンの効果

疲労回復

アルギニンには、疲労回復の効果があると言われています。単に疲労というと、体の疲れをイメージすることが多いかと思われます。しかし、アルギニンは頭の使い過ぎや精神的なストレスからくる疲労にも有効だという一面もあるということです。

なぜなら、アルギニンは成長ホルモンの分泌にも寄与しているからです。成長ホルモンは単に成長期にのみ分泌されるものではなく、人間が生きている間は一生涯に渡って分泌されます。大体夜の11時から翌朝の2時頃までが成長ホルモン分泌のゴールデンタイムと言われています。

人間の体にとって睡眠に勝る休養法はありませんが、特に成長ホルモンが分泌される時間に寝ることによて、速やかに体の修復が進むこととなります。その成長ホルモンの分泌をアルギニンは促してくれるので、疲労回復に強い効力を発揮するという訳です。

肉体の疲労回復ができるのはもちろん重要なことですが、疲労感を感じるのは脳ですし、肉体が元気であっても精神的に疲労を感じていると活力が出なくなってしまいます。これらをまとめて回復できるというのは嬉しいですね。

血流改善

アルギニンの特徴には、血行を促進するということもあります。人間の体には血管という血液の通り道が全身に張り巡らされ、そこを酸素と栄養を含んだ血液が循環しているのです。血液が循環することによって、体の各部の機能が保たれる訳で、それが断たれてしまうと栄養状態が低下し、最終的には壊死することとなります。

いきなり壊死にまで至ることはありませんが、栄養状態が低下すると冷えやむくみの原因となったり、首や肩がこる原因ともなります。また、朝起きても疲れが取れないというような場合には、やはり血行が悪くなっている可能性があります。さらには、血流が悪化すると脳梗塞や心筋梗塞のリスクが高くなると言われています。

アルギニンによって血流を改善しておくことで、これらの病気のリスクも軽減することができると考えて良いでしょう。つまりアルギニンは日々の不調を改善するとともに、将来の病気のリスクを下げることができる成分であると言うこともできます。

抗加齢

アルギニンには抗加齢の効果もあると言われています。先にも記述した通り、アルギニンには成長ホルモンの分泌を促す働きがあります。老化の原因のひとつは成長ホルモンの分泌が低下することだと言われていますが、アルギニンを摂取することでこの働きを抑えることができるのです。

さらに、発毛や育毛の効果もあると言われています。アルギニンの血行促進効果によって、毛根にも血液が流れやすくなり栄養素が送られやすくなることで、それらの効果が発揮されるのではないかと考えられています。また、血流が良くなることで精力増強の効果があるとも期待されています。

また、人間が老化を感じる最大の要因は肌の劣化だと言われていますが、アルギニンによって成長ホルモンの分泌が促されると、肌のハリも良くなると言われています。傷んだ組織や肌の再生が積極的に行われることで、若々しい肌を保つことができると考えられているのです。

免疫力強化

アルギニンには免疫機能を正常化させる効果もあると言われています。近年はデング熱やジカ熱など、日本ではまず発生しないと考えられていた病気が海外から持ち込まれたり、ウイルスの変異などによって新たな型の感染症が流行することがあるので、感染しないためにも免疫機能を正常に保っておくことが重要となります。

ダイエット

アルギニンには、脂肪燃焼の効果もあるとされていて、ダイエット用のサプリメントとしても注目されています。成長ホルモンの分泌を促したり、代謝を高める働きの他、脂肪燃焼酵素の「リパーゼ」を活性化させる働きがダイエットに効果的だと言われているのです。

また、疲労回復効果によってダイエット中のストレスを感じにくくなったり、トレーニングによる疲労感を感じにくくなるのでダイエットが続けやすくなる効果もあると考えられます。疲労感を感じにくければ、より多くのトレーニングを行うことができるとも考えられますね。ダイエットの際にはぜひ、アルギニンを取り入れてみてはいかがでしょうか。

アルギニンの副作用

下痢

いいことばかりに見えるアルギニンの摂取ですが、副作用のおそれもあります。その副作用のひとつが下痢の症状です。ごく普通に使用しているだけならば問題ありませんが、一度に大量のアルギニンを摂取しない様に注意していください。なぜなら、アルカリ性のアルギニンは大量に摂取してしまうと、胃腸にダメージを与えるからです。

サプリメントを使用する場合には、用法・用量は必ず守って飲むようにしましょう。また、アルギニンは栄養ドリンクなど様々なものに含まれていることがあります。複数のサプリメントや薬、栄養ドリンクなどを併用する際には、アルギニンに限らず栄養素の過剰摂取が起こっていないか確認することが必要になります。

頭痛

日本人の国民病とも言える頭痛ですが、その原因についてはハッキリと分からないことが多いそうです。ただ、原因不明と言われる頭痛の多くが、緊張型頭痛と言われていて、文字通り首や肩の筋肉が緊張することによって血管が圧迫され、頭への血流が阻害されることによって起こる頭痛のことをいいます。

この場合には、アルギニンの血行促進効果が有効となります。ただ、頭痛には偏頭痛と言って、血管の拡張気に起こる頭痛もあります。ズキンズキンと拍動をともなう激し痛みが特徴ですが、この時にアルギニンを飲んでしまうとさらに頭痛がひどくなってしまうため注意が必要です。

巨人症

アルギニンには体の回復機能があると先述しましたが、それは成長ホルモンの分泌を促すことがその要因となっています。だから、大人が疲労回復の目的で用いるのはいいのですが、原則として子どもにはサプリなどを与えないようにしましょう。なぜなら、子どもはもともと成長ホルモンの分泌が盛んなので、さらにアルギニンで成長ホルモンを摂ってしまうと巨人症になるリスクが出てきてしまうからです。

生命の危機にさらされることも

アルギニンを大量摂取すると、分解するために内臓に大きな負担がかかると言われています。そのため、肝機能・腎機能が低下している人の場合には命の危険にさらされることもあると言われています。そのような症状がある場合には、サプリメントを服用する前に医師に相談する方が良いでしょう。

アルギニンを摂取しない方がよい人

アルギニンは大きな効果があるとされている一方で、副作用も大きいとされているため、アルギニンの摂取を控えた方が良いとされている人もいます。上記で紹介した肝機能・腎機能が低下している人に加えて、子供やアレルギーの人、気管支炎、ぜんそく、ヘルペスなどの持病がある人や統合失調症の人は摂取を控えた方が良いとされています。

これらの人も、食べ物からアルギニンを摂取するのは問題ないとされています。ただし、サプリメントは使用を控えるか、使用する前に医師に相談しておくのが良いでしょう。

アルギニンの摂取について

1日の摂取量は3000mg~6000mg

アルギニンの摂取量は、1日に3000mgから6000mg程度が最適だとされています。実は、この量はバランスの良い食事を取っていれば十分に確保できる量だとも言われているのです。そのため、日常的にアルギニンのサプリを使用する場合には、過剰摂取に注意する必要があると言えるでしょう。この量をすべてサプリメントで補ってしまうと取り過ぎということになります。

ただし、運動量が多い人の場合にはさらに多くのアルギニンが必要になるようです。例えば、アスリートの場合には1日に10000mgがアルギニン摂取量の目安となるとも言われています。運動量が多い人や疲労感が強いと感じた時には、積極的にアルギニンの摂取を行ってみるのが良いかもしれません。

一番確実なのは、アルギニンの摂取について医師や薬剤師に相談してみることでしょう。最近では、ドラッグストアにも薬剤師がいる場合がありますので、サプリメントを購入する際に気になる点はぜひ問い合わせてみると良いのではないでしょうか。

就寝前・空腹時が効果的

アルギニンを飲むタイミングは、就寝前が最も良いとされています。アルギニンには成長ホルモンの分泌を促す効果があるとされていますが、成長ホルモンは夜に分泌されるため、就寝前に飲むのが最も効果的だとされているのです。

1日分を1回で飲む場合には就寝前に飲むのが最も効果的だとされていますが、複数回に分けて飲む場合には空腹時である食前に飲むのが効果が高いと言われています。そのため、最後の1回は就寝前に、それ以外は食前のタイミングで飲むのが良いと言えるでしょう。

レモン汁を入れた水で飲む

アルギニンは、アルカリ性の物質です。サプリメントによっては中和して作られているものもありますが、そうでないものの場合には水だけで飲むとそのアルカリによって胃にダメージを与えてしまう場合があります。中和されていないサプリメントを飲むとき、もしくはどちらかわからないサプリメントを飲む時には酸性のものと一緒に飲むのが良いと思います。

一番手軽な方法は、水にレモン汁を加えることです。すっきりとした味になり飲みやすい水になるでしょう。そのほか、オレンジジュースなど酸味のある飲み物を使用しても構いません。サプリメントを飲む時には水で飲むものだと思いがちですが、アルギニンのサプリメントを飲む時には少し工夫が必要になるのです。

アルギニンサプリの選び方

含有量の目安は3600mg~5000mg

アルギニンは、多くの食べ物にも含まれています。そのため、1日の摂取目安量をすべてサプリメントで摂取してしまうと、過剰摂取となってしまうおそれがあります。運動量が多い人は少々摂取量が多くても良いとされていますが、それでもサプリメントでの摂取量は3600mgから5000mg程度に抑えた方が良いでしょう。

アルギニンは、肉や魚、豆類などの食材に多く含まれています。特に、高野豆腐や豚ゼラチン、エビやマグロなどには多くのアルギニンが含まれていると言われていますから、これらの食べ物を多く食べる習慣があるという人は、アルギニンの含有量が少なめのサプリメントから始めて、様子を見ながら使用してみると良いでしょう。

L-シトルリン配合のもの

L-シトルリンとアルギニンを一緒に摂取することで、成長ホルモンを分泌する効果や、血行を促進する効果は増大されると考えられています。アンチエイジングの効果や肌をきれいにする効果など、成長ホルモンが関わる効果を期待したい場合には、L-シトルリン配合のサプリメントを選ぶようにするのが良いでしょう。

ビタミンC・E配合のもの

アルギニンは、血液内に一酸化窒素を増やす役割をしていると言われています。この一酸化窒素は、血管を柔らかくしたり、動脈硬化を防ぐ役割があると言われています。しかし、この一酸化窒素は、活性酸素によってすぐに働きを失ってしまうと言われているのです。

つまり、増やした一酸化窒素を最大限に生かすためには活性酸素を減少させることが必要になります。ビタミンCやEには、抗酸化作用があり活性酸素を減少させますから、一酸化窒素の活動のサポートをしてくれる栄養素と言えるでしょう。

おすすめのアルギニンサプリ

L-アルギニン5000プラス

L-アルギニン5000プラスはアルギニンとともにシトルリンも配合されているサプリメントです。この製品の口コミとしては、朝すっきり起きられるようになったというものが多いようです。また、集中力が持続するようになったという声も多くあります。

また、疲労回復や肌のハリに効果が感じられたという声もありました。30日分で7,000円程度と少々高価な商品になっていますが、栄養剤を購入したり、肌に効果的とされるサプリメントを別に用意するよりは安上がりだという声もあるようです。

アルギニンの粉末サプリはにおいや苦みが強くて飲みにくいものも多いのですが、この商品はオレンジのようなほんのりした甘味で飲みやすいと言われています。中和された商品となっているため、ただの水でも安心して飲むことができます。

協和発酵バイオのアルギニン

協和発酵バイオのアルギニンは、主に精力増強のサプリメントとして知られているようです。もちろん、アルギニンですので、疲労回復などの他の効果を期待することもできます。協和発酵バイオの公式サイトから通信販売で購入することができます。

特筆するべきは、その安さではないでしょうか。1袋目はお試しとして、約15日分を500円で購入することができます。通常購入の場合には1500円程度で送料もかかりますが、定期コースにすると送料が無料となり、さらに複数まとめ買いするとお得になります。家族みんなで使ってみるのも良いかもしれませんね。

DHC シトルリン

DHCのシトルリンは、その名の通りシトルリンをメインとして販売されている商品ですが、その他の主要原材料としてアルギニンも多く含まれています。口コミとしては、血行促進の効果が実感できるとして人気となっているようです。冷えが解消された、よく眠れるようになった、朝の目覚めがすっきりしたという声が多いようです。

DHCの商品は、通信販売でも気軽に手に入れることができます。30日分で1200円分というお手頃な価格もうれしいですね。お試しで購入してみるのにも向いているのではないでしょうか。代謝が良くなったことが原因なのか、体重が減ったという声も聞かれます。体重が気になる方にも良いかもしれませんね。

まとめ

アルギニンは、疲労回復をはじめとして実に様々な効果が期待できる栄養素です。体重や肌のハリ、冷えなどが気になっている人は積極的に取り入れてみるとよいでしょう。ただし、肝機能や腎機能が弱っている人の他、持病がある人などは摂取を控えた方が良い場合もありますので注意してください。

アルギニンを摂取する際には、摂取量をはじめとして飲み方や飲むタイミングなど、いくつかのコツがありますので、それらを頭に入れながら摂取することでより効果を実感できるようになるのではないでしょうか。正しい使い方をきちんと把握したうえで、症状に合わせて使用することが、アルギニンの使い方のコツであると言えます。