ざらざら、ぶつぶつ。痛みがあるわけではないけど、皮膚がきれいじゃない。オシャレがしたいのに、皮膚の問題で出せない、出したくない部分がある!サメ肌を少しでも目立たなくさせるスキンケアをご紹介します!

サメ肌ってどういうもの?

サメ肌とは

サメ肌とは言葉の通り、鮫のようにざらざらとした肌のことです。ただ、指されるざらざらお肌の状態は色々あるようですね。よく二の腕にできるブツブツのことをサメ肌といいますし、乾燥してうろこ状になった肌のことも鮫肌と言います。

印象としては後者の方が鮫の肌には近いようですが、どちらもサメ肌。広義では鳥肌もサメ肌の一種とみることもあるとのこと。どうやら、皮膚トラブルのうち手触りや見た目がざらざらしている状態を総じてサメ肌と称するようです。

男女の別はなく、平等に症状は現れます。軽い重いはありますが非常に多くの人に見られ、症例も沢山あるため、もしかしたら生理現象なのかもしれないとの説もあるとのこと。ただ、やはり外見的に影響があるため、美容の問題から皮膚科を受診するのは女性が多いそうです。

二の腕のブツブツ

二の腕の全体にかけて小さなニキビが出来たみたいなブツブツ。たまに取れそうなのを取ってみるとこれまたニキビみたいに芯がとれます。これ、毛穴に角質が詰まってしまい角栓となって盛り上がってしまっているのです。毛孔性角化症、毛孔性苔癬、というのが正式な名称のようです。皮膚の病気なのですが、人への感染もなければ本人の痛みやかゆみもなく、治療しなくても一応問題はありません。

魚の鱗みたいなざらざら皮膚

冬など、乾燥で簡易的になる人が多いですね。粉が吹いている、というのもこの状態です。ひどい場合は魚鱗癬といいます。皮膚が魚のうろこのように固くなって剥がれてしまう皮膚病。こちらも人への感染はありませんが、毛孔性苔癬以上に外面的に強い印象を与えるので、偏見があるそうです。

サメ肌の原因は?

二の腕のブツブツについては原因はまだよく分かっておらず、昔はビタミンAの欠乏やホルモン代謝の異常だと考えられていましたが、現在では遺伝ではないかという説もあります。後述の魚鱗癬やアトピー性皮膚炎、肥満などと併発することが多いようです。

思春期の頃から発症しだす人が多く、成長の途中で段々とよくなっていく場合も少なくありません。30代のころにはかなり綺麗になる人もいるんだとか。気にならない人は本当に放っておいてもよくなるかもしれないんですね!

魚鱗癬については、軽い一時的なもので多くの人に見られるものは乾燥、病気としてのものは遺伝子の異常による角質の形成障害が原因であると考えられています。現在に至るまで世界で症状の統一がされていないほど色々な種類の症状があり、中でも重いものは日本では小児慢性特定疾患として認められており、医療費の補助を受けることが出来るそうです。

他の病気に併発する例として、悪性腫瘍や栄養障害、人工透析や甲状腺機能低下症等があります。中には湿疹などのように、アレルギー症状の一つとして反応しているときに短時間だけ皮膚症状が現れるという人もいますね。

出来る限り目立たなくさせたい!治療法はあるの?

ファッションの大敵!

両方とも人に感染するということは一切ないとのことですが、最大の問題は見かけに影響するということ!ブツブツざらざらしている部分を露出するのは気が引ける…もしかしたら不潔にしてるからって思われるかも?不安でいっぱいになりますよね。

出来ることなら治してしまいたい!せめて少しでも目立たなくさせたい!その方法について、ご紹介します。医療記事ではないのであくまでスキンケア程度のお話ですが、ご了承くださいね。

二の腕のブツブツを目立たなく

年齢を重ねればなくなっていくと言っても、今すぐなくならないのでは今まさにしたいオシャレは出来ません!どうしたらいいんでしょうか。ブツブツがニキビのようにも思えますが、ニキビ用の消毒効果があるようなスキンケア用品等では改善されることはありません。

ニキビは皮膚の常在菌が角栓や菌の好物である皮脂と影響し合って起こる炎症ですから消毒で効果がありますが、二の腕のブツブツはあくまで皮膚の異常であり、炎症を起こしていることが少なく詰まっているのはただの角栓だからです。効果的なのは、そもそも溜まってしまっている角質を取り除くことや、乾燥によって悪化することを防ぐために保湿をすることです。

うろこ状のざらざらはどうしたらいい?

病気の治療についてはやはり病院でかかりつけの先生とお話して頂くのが一番です。こちらでは冬によくある乾燥によるものについてご紹介しますね。

こちらは二の腕のブツブツとは違い、皮膚のひび割れ、角質の落屑などが目立ちます。乾燥によるものはかゆみを伴うこともありますので、かいて悪化させることを避けるためにもかゆみをなるべく起こさないことが大切です。かゆみは皮膚が乾燥しひび割れることで、外からの刺激を受けやすくなることで起こります。効果的なのは、やはり保湿!

とにかく保湿!

まずは保湿が大事です!とにかく保湿!皮膚の症状ということで皮膚科にかかれば診断して頂けますしお薬ももらえますが、まず治療で処方してもらえるのも保湿剤です。確かに保湿のみで完全に治療しきることは難しいですが、効果がみられる確率は高いです。

特にオススメなのは保湿力の強い尿素系の保湿剤です。ただし、皮膚に症状が出ているのですから、いきなり全面に使ってしまうのではなく症状の出ている端の方などに塗ってみて、沁みたり悪化したりしないかを確認してからしっかり広範囲に塗り込みましょう。

また、皮膚症状ですから、あまり刺激の強いものは選ばないようにし、アトピー性皮膚炎でも使えるような低刺激性の製品を選ぶようにしましょう。スキンケア製品の刺激が強くて皮膚炎が悪化しましたなんてことになったら、本末転倒です。

ピーリングはどうなの?

角質を除去することで症状が軽くなる人もいます。角質除去と言えばピーリング ですが、こちらはどうなんでしょうか。ここで言うピーリングとはケミカルピーリングのことです。お肌に酸性の薬を塗り古く固くなった角質を溶かし除去するというもの!角栓の詰まった毛穴も角栓が溶けて除かれるので、見かけ上気になるという方にはよいかもしれません。

ただし、酸性の薬で肌を溶かすという方法からどうしても肌にかかる負担も多く、また完璧にすべての角質や角栓を取り除くことは難しいとされています。 ご自分の状況によるかとは思いますが、皮膚科で施術してもらえるものですので、ケミカルピーリングを試してみたいという方はまず受診されてみてはいかがでしょうか?

お風呂も関係してます!

これはうろこ状のざらざらや肌の粉吹きにお悩みの方向けです。温度の高い湯に長時間浸かることは避けることをオススメします。ただでさえ少なくなっている皮脂が余計に流れ出ていってしまい、お風呂から上がった後乾燥が進みかゆくなってしまうのです。

痒くなってしまうと掻いてしまいますから、そうすると余計に皮膚はひび割れはがれおちてしまいます。かゆみを抑えるためには肌着の素材も重要です。綿100%が望ましいでしょう。

食べ物で改善はできるの?

原因が確定してはいませんので、これが効く!これは悪影響!という食べ物も確定はしていません。が、バランスの良くない食事では悪化こそすれあまり改善はされないんだそう。

更に、サメ肌は角質層のお肌トラブルであるため、どうやら角質層に関係しているビタミンAを摂取することで軽くなるようだ、と言われています。ビタミンAとは脂溶性のビタミンの一つで、成長を支えたり、視覚を正常に保ったり、皮膚や粘膜を整えたりする作用があります。

ビタミンAを含む又は摂取すると体内でビタミンAを生成できるとされる食物は、鳥レバーやうなぎ、ホタルイカ、卵やニンジンにホウレンソウなどです。油に溶ける性質がありますので、調理には是非油を合わせましょう!ビタミンAは高温に弱いので、火を通す程度で頂いてくださいね。

薬は?

詳しくは皮膚科の受診をオススメしますが、ビタミンA他成分を薬として内服することで症状が改善されるものはあるそうです!でもどうやら、遺伝的なものだと完全に失くすことが出来なかったり、そもそも悪性ではない良性の疾患であったりということから、副作用を考えると薬の服用はあまり歓迎出来ないそうです。

はと麦茶が肌にいい

肌によい効果があるとされるはと麦茶なども試してみるといいかもしれません。アトピー性皮膚炎やイボなどにも効き目があるとされています!はと麦を焙煎してお湯で煎じたお茶だから、「はと麦茶」。はと麦はイネ科の穀物ですが、麦茶の大麦と同じなのはイネ科という分類だけで、他は全く違う植物なのです。だからお茶も名前は似ているけれどまったく別。

はと麦には解毒作用があります。緑茶は食中毒などに対する直接的な消毒作用が有名ですが、はと麦茶は内側から代謝を促進し解毒をするのです。さらにタンパク質やアミノ酸も豊富に含んでいるため、代謝促進の効能に合わせて肌にもよいのですね。ノンカフェインなのも素敵です!でも、体を冷やしたり子宮を収縮させたりする副作用も持っていますので、飲み過ぎには気を付けてください!

睡眠不足は?

勿論悪影響です!寝不足はお肌に良くないってよく聞きますよね。でもなんで?実はお肌の入れ替えには、成長ホルモンが関係しています。この成長ホルモン、体内で分泌されるのは夜睡眠しているとき。成長ホルモンが足りていないと、いくら体が古くなったお肌を新しいものに変えようとしてもうまく出来ません。そうしてお肌に異常が出てくるのです。

お肌はストレスにも弱いです!人間にとって寝ていないという状態はストレスを感じるもの。睡眠不足になることで、精神的なストレスとはまた違う無自覚なストレスがあって、それがお肌に悪影響を与えているのです。

成長ホルモンは大体夜の22時~2時の間に分泌されると言われています。是非、その間に睡眠をとるようにしてみてください!ぐっすり寝たらお肌がツルツルになる人もいるくらいですから、一番大事なのは睡眠なのかもしれません。

お肌トラブルを少しでも減らそう!

いかがでしたでしょうか?サメ肌と言われるお肌トラブルの状態を、少しでも改善できるスキンケアをご紹介しました。遺伝的なものだと治すことは難しいですが、症状を改善することが出来るのは事実です!スキンケアで、露出しても気にならない肌を作っていきましょう!