ハイドロキノン配合のクリームは、美白効果が違うと噂ですね。調べてみるとハイドロキノンは、どうやらこれまでの美白化粧品とは全く違う成分のようなんです。これは「できてしまったシミをなんとかしたい」と悩む女性の味方かもしれません。ここ最近、注目度が高まっているハイドロキノン配合のクリーム!気になる副作用についても解説しましょう!

ハイドロキノンのスゴイ効果と副作用を防ぐポイントを知ろう!

実はハイドロキノンは使い方が難しい成分です。ようやく日本で使用が許可されたのが十数年前のこと。それまでに個人輸入して使ってトラブルを起こした人もいることから「副作用がこわい」と悪い評判があることも否めません。

しかしハイドロキノンは正しく使えば安全で効果の高い薬です。ここではハイドロキノンについての正しい知識と、副作用を起こさないための注意点についてまとめます。

ハイドロキノンってどんな薬?

はじめに、ハイドロキノンとはどのような薬なのかを知っておきましょう。

ハイドロキノンは「肌の漂白剤」

冒頭から副作用の話が出て、どんな特殊な薬なのかと思うかもしれませんね。でも、ハイドロキノンとはケミカルに合成されてできた物質ではなく、自然界でイチゴ、ブルーベリーまたはコーヒーにも含まれる物質です。肌を紫外線から守る働きがあるとされています。

わたしたちがシミと呼ぶものは、肌の深いところ・真皮にメラニン色素が沈着したものですが、ハイドロキノンは真皮でメラノサイトの活動を妨げるといわれます。

ハイドロキノンはシミの原因であるメラニン色素を作らせないという働きもすることから、メラニンを減らします。今あるシミを薄くすることから別名「肌の漂白剤」とも呼ばれるのです。

厚生労働省認可の市販品には2%配合

ハイドロキノンを使ってどのような効果が実感できるのかというと?

・新しくシミを作らせない
・日焼けしてしまった肌に、色素沈着を起こさせない
・できてしまったシミを薄くする
このように、うれしい効果が多々あるようです。

ハイドロキノンが配合される量が多いほど、もちろん美白効果は高いのですが、高濃度のものは使う量や頻度の加減が難しいため、医師の指導の下で使うことが推奨されています。

厚生労働省が、市販の化粧品に対して認めているのは2%配合まで。一方、皮膚科で処方されるハイドロキノンクリームや軟膏は4〜5%ほどということです。

間違った使い方をしないよう注意!

ハイドロキノンは美白効果がかなり高いのですが、肌に刺激のある成分であることは否めません。使い方を間違えると肌を痛めてしまいます。皮膚科で処方されたクリームならば、医師の指導のとおりの量を決められた回数、使うようにしましょう。

また市販のハイドロキノン配合クリームを使う場合には、貼付の注意書きをよく読み、塗り方や塗る範囲に注意することが大切です。

きちんと知っておこう!ハイドロキノンの副作用とは?

ハイドロキノンには副作用があり、時にはとりかえしのつかない深刻な事態になりかねないとのこと。まずは、どんな副作用があるかを知り、どうしたら副作用を起こさないかも学んでおきましょう。

炎症を起こすことがある

ハイドロキノンの副作用として挙げられるのは肌の炎症です。時に、ハイドロキノンをを使って肌が赤くなったり、皮がむけたりすることがあります。

肌が敏感なために過敏な反応が出るケースもありますので、ハイドロキノンによる炎症は個人差の問題というとらえ方もあります。しかし、炎症を起こしてしまう原因の多くは使い方を間違えていることであるようです。

白斑になる可能性がある

色素沈着を起こしたシミを白くするほどの効果があるハイドロキノンですが、漂白する力が強すぎて、時に皮膚が白く抜けてしまう「白斑(はくはん)」になってしまう場合があります。

白斑になってしまうと、もとの肌色にもどらなくなる恐れもあり、注意が必要です。皮膚科で処方された薬の場合は、処方時の注意どおりに使用すれば、深刻な副作用を起こすことはほぼないと思われますが、問題は市販のクリームで配合量が多めのものや、輸入品で処方薬レベルの配合量のものを使う場合です。自己判断で注意書きにない使い方をしないようにしてください。

ハイドロキノンの正しい使い方は?

では、恐ろしい副作用を起こさないために、どうしたらよいのでしょうか。正しい使い方をおさらいしておきましょう。

1日1回洗顔後につける

ハイドロキノンクリームやハイドロキノン軟膏は1日1回、清潔な肌につけます。病院によっては朝と夜の2回使うように指導するところもありますが、ハイドロキノンを塗ったあとに紫外線を浴びると、逆にシミを濃くしてしまう恐れがあることは知っておきましょう。

そのため、はじめは夜だけ使って様子を見るのがおすすめの使い方です。塗る前には刺激の少ない石けんをよく泡立て、皮膚をこすらないように泡でなでるように洗い、肌の汚れを落としておきます。

また洗顔直後は肌が柔らかくなっているため薬が浸透しすぎることがあります。目安として、洗顔してから20分ほど経ったときに塗るのがよいでしょう。

綿棒でシミ部分だけにつける

一般的な化粧品のクリームや、塗り薬の軟膏のように、ハイドロキノンを肌全体に塗ってはいけません。シミの部分だけ、ピンポイントで塗ってください。

塗る時には、綿棒を使うのがよいでしょう。綿棒の先にごく少量をとり、シミの部分だけに、チョンチョンと付けるように塗ってください。

化粧水や乳液などは使ってもかまいませんが、ハイドロキノンを塗る前に使いましょう。化粧水や乳液を上から重ね塗りして、塗り広げてしまうのを防ぐためです。

ハイドロキノンを使うとき厳守するべき4つの注意点

ハイドロキノンを使うならば必ずやらなければならないこと、逆にやってはならないことがあります。

パッチテストは必ず!

ハイドロキノンを初めて使うときは、必ずパッチテストを行いましょう。腕の内側など、皮膚が柔らかい部分にハイドロキノンを少量塗って、皮膚が赤くなったり腫れたりしないかを確かめます。

絶対!日焼け止めクリームで紫外線対策

ハイドロキノンを塗った肌に紫外線が当たると、逆にシミが濃くなってしまう恐れがあります。これではハイドロキノンを使う意味がありませんね。そのため、朝の使用は避け、夜のスキンケアにとり入れるのをおすすめするのですが、さらに念のため、ハイドロキノンを使っている間は日中の外出時に必ず日焼け対策をしてください。

日焼け止め効果の高いクリームを塗るよりも、SPF20ぐらいの比較的弱めのものをこまめに塗る方が、肌への負担が少ない上、効果も期待できるのでおすすめです。

病院によっては、ハイドロキノンを使う場合、サンスクリーン効果のあるクリームを同時に処方することもあるようです。ハイドロキノンを使うときに欠かせない日焼け止め対策については医師の指導にしたがってください。

使用期限を守る

保存料を使っていないハイドロキノンは安定した状態を保てる期間が長くても3ヶ月ほどだそうです。使用期限については、病院から注意を促されると思われます。きちんと期限を守りましょう。

副作用があることはお伝えしたとおりですが、副作用の事例としては、勝手な自己判断で使用期限が切れたハイドロキノンを使って起こすこともあるそうです。十分に注意してください。

ハイドロキノンの保管場所は冷蔵庫

ハイドロキノンは熱と光によって変質しやすい物質です。そのため必ず冷蔵庫で保管してください。おそらく、処方される時にそのように注意が促されるはずです。

また冷蔵庫を過信しないように!冷蔵したからといって「長くもつ」わけではありませんので、そこを間違えないでください。

ハイドロキノン-新宿、皮膚科、内科、泌尿器科の新宿駅前クリニック

正しく使ってハイドロキノンの素晴らしい効果を実感しましょう!

ハイドロキノンはシミができてしまった肌の美白にかなりの効果を発揮する薬なのですね。

しかし、ハイドロキノンは普通の化粧品やクリームとは違って注意しなければならないポイントがあることもわかっていただけたでしょうか。特に肌が敏感な方は、どうか無理な使い方をしないで慎重に試す期間を設けてくださいね。

副作用の噂が多いと使うのをためらうかもしれませんが、注意が必要ではあるものの、逆に守るべき点をしっかり守れば優れた効果が期待できそうです。ぜひ、正しい使い方で効果を自分のものにしましょう!