日本人は外国人に比べ鼻は低いのは遺伝的に仕方がありません。ただ、やっぱり鼻筋の通った細く高い鼻に憧れがありますね。贅沢はいいません、ほんの少しでも高くなれれば、という希望は本当に叶うのでしょうか。鼻を高くする方法の真実はどこにあるのでしょうか。いろいろな方法を探ってみましたのでご覧下さいね。

鼻は高くなるの?

鼻は顔の中心にあり、どうしても目に付いてしまう場所です。美しい顔かどうかは、鼻で決まるような気さえします。鼻の形が整っていて高いと全体が美人に見えるのは不思議ですね。ほんの少しでいいから、鼻の形や高さを変えたい、という人はどんな方法でも試してみたいというのが誰でも思う気持ちかもしれません。

効果がわからないとしても多少痛みが伴っても構わないという場合、もし危険性が少しでもあるのならそれはあまりお勧めできない方法です。ご紹介する中には、一般的には知られている方法ですが医学的根拠があるとはいえない物も含まれています。真偽の程を含め充分に検証して実践するようにして下さい。

鼻を高くする方法って?

ツボ・マッサージ

整体やカイロプラクティック、美顔矯正術など色々な言い方がありますが、顔の骨格を手技や器具を用いて矯正するツボ押しやマッサージが美容雑誌などでは流行っているようです。効果のあるなしには個人差が大きく影響するようですが、顔の歪みやむくみを取ることで鼻の輪郭がきちんと出るということかもしれません。

赤ちゃんの頃からやれば効果はあるのか

大人になって、鼻が気になるとツボ押しやマッサージを始めると言う方が多いと思います。鼻をつまんで鏡で見た時に多くの人が思うのは「赤ちゃんの頃からやっておけば、もうちょっと高くなったのに」という事です。しかしそれは実はとても危険な事なのです。

赤ちゃんの時は、鼻が低いのが普通です。それにはちゃんとした理由があるのはご存知でしょうか。赤ちゃんはお母さんのおっぱいを吸わなければならないので、もし鼻が高いと邪魔になってしまうのです。おそらく生物学的にそうなっているのでしょうね。離乳食が始まり、乳離れになると徐々に鼻が高くなってきます。

赤ちゃんの鼻の骨はとっても柔らかく、小さな鼻で呼吸をするのがやっとです。もともと鼻は軟骨で出来ていますが、赤ちゃんの鼻の骨は更に柔らかいのです。大人が赤ちゃんの鼻をつまんだり力を入れれば、簡単に折れたり曲がったりしてしまいます。

ですから、赤ちゃんの頃からマッサージをしていれば良かった、という事はありません。どうぞ赤ちゃんの鼻をつまんで高くしようとはしないで下さいね。

隆鼻形成術

鼻を高くする方法は、いろいろありますがその中で確実なのは外科的手法です。鼻の整形をする病院は「美容外科」です。一般の病気や怪我で治療する病院とは少し違います。美容を専門としていますから、相談も出来て安心してお任せできます。鼻を高くする施術は、「隆鼻(りゅうび) 形成」と言います。

施術方法は一つではなく、病院で方法も違いますし鼻のどの部分をどうするかで施術も変わり費用も違います。美容外科はたくさんありますが、相談は無料な所が多いですし、不安な人は施術を受けた人の口コミなども参考にしてよく調べて納得してから受ける事をお勧めします。

器具を使う

器具は、たくさん販売されていてネットでも簡単に手に入れる事ができます。使用方法に関しても動画があったりしますので役立ちます。こういった器具は、近年できたものですから、どのくらいの効果があるのかは正直なところ不明です。もし使用する場合は、安全性なども確認の上メーカーが説明する方法で使用して下さいね。

鼻を高く見せる方法って?

メイクで高く見せる

鼻を高くする、のではなく「高く見せる」方法は有名だと思いますし、メイクアップアーティストが素晴らしい技術をテレビやインターネット動画で披露していることもあります。

美容外科ほど費用がかからず、器具などを利用する危険性も回避できてリーズナブルで楽しくできますので、まずはこちらの方法をお勧めします。

鼻プチ

鼻にスティック状の物を入れて、鼻を高く見せる方法です。ネットなとで簡単に手に入り、サイズもXS、S、M、L、XLがあります。鼻に棒状の異物を入れる、という事に抵抗がある人は無理のようです。また装着している間に鼻に何らかの衝撃が加わったりすれば大変危険なので、使用するなら短時間という人が多いようです。

鼻を高くするマッサージって?

鼻叩き

鼻叩きとは、鼻を数百回たたいて刺激を与え骨に影響を与えようというものですが、医学的に効果がないという事で、美容外科医は否定的なようです。

骨折などの後、骨は太く丈夫になるという事から、鼻に対しても同様であるいうのが通説のようなのですが、医学的根拠は特に提示されていません。それどころか、鼻は軟骨ですので骨折しやすく、ひびが入ったり、皮膚を何度も叩くことから黒ずんだりという事があるかもしれません。

鼻鳴らし

鼻鳴らしは、文字通り指で鼻を左右に動かして鼻をポキポキと鳴らし鼻を高くしようという事ですが、こちらも医学的には根拠がなく効果がないどころか、鼻の骨を折ってしまうなどの危険が伴います。あまりお勧めは出来ません。

ミヤビ法

ミヤビ法とは、鼻の低い部分を指で持ち上げて高くする、という簡単なものですがこちらも医学的な根拠はありません。鼻の部分は軟骨で出来ており、あまり力を込めてやってしまうと骨折やひびが入るかもしれません。もしもやるという場合には必ずリスクについて確認してください。

印堂というツボを押す

印堂とは、顔にあるツボの名前です。眉と眉の間、「みけん」が印堂です。指圧ではツボといわれる場所がたくさんありますが、印堂は鼻に効果があるとされるツボです。やさしく押すだけですので、効果はわかりませんが骨折などの害はないと思われます。

鼻を高く見せるメイク

鼻の両端に影を作る

メイクで驚くほど別人になる事で有名な芸能人がいますね。メイクアップアーティストでなくても、ほんのちょっとしたテクニックさえあれば、かなり変わります。鼻を高く見せる、という事を想像してみてください。立体的に見せる、という事ですね。たとえば、上手なデッサンを描く画家は見事な立体感のある絵を描きます。

平面の紙に驚くくらい立体感あふれる絵を描く事を想像してみると、ポイントは「影(シャドウ)」にあるようです。メイクも「アイシャドウ」は昔からありますね。これを鼻にも応用して下さい。今は、「ノーズシャドウ」として販売されている物もありますが、それでなくても「アイブロウ」や「ファンデーション」でも大丈夫です。

グラデーションで鼻に陰影をつけましょう。実際にご自分の顔に塗るファンデーションの色より一段深い色を使います。薄い茶色、少し濃い肌色という感じです。色を乗せる場所は眉頭(目の方向) から鼻の先の方向へ向かってつけます。鼻の一番高い「鼻筋」ではなくその横です。スッと小鼻の前まで伸ばしてください。

最後に出来るだけ自然にみえるように「ぼかし」ます。ちょうど画用紙に「山」の高さを表現するような気持ちで影をつけます。気をつけるのは「やりすぎてしまうこと」ですね。ニュアンス程度にして下さい。

鼻筋にコンシーラー

コンシーラーは、くすみやシミをカバーするときに活躍しますが、陰影をつけるのにも役立ちます。明るい色のコンシーラーは鼻筋に塗ります。鼻の先まで塗ってしまうと不自然になりやすいので、ぼかして下さいね。

少し暗い色のコンシーラーなら先ほどの鼻の両端のシャドー作りに利用できます。目頭と鼻の間に少しだけ、ぼかして入れるだけでかなり陰影が深まります。

ハイライトで明るく

ハイライトは、鼻筋に(一番高い部分) に、すっと一本通った感じに塗ります。お化粧品のモデルのポスターなどでは、鼻筋に光があたり反射しているように写りますね。とても美しいと感じるのではないでしょうか。ハイライトをつける事で、先ほどのシャドーとの対比がぐんと出て、高く見せることができます。鼻筋に沿って細く長く引くのがポイントです。

ハイライトは、Tゾーン(額と鼻筋) の他、目の下(5mm以上離して) 頬骨に沿って目を囲むように、高い所に塗ると同時に立体感が出ます。

鼻を高くする整形方法

シリコンプロテーゼ

鼻を高くする美容整形で、昔からある方法です。シリコンは、I型、L型とあり個人の希望で選ぶことが出来ます。I型は自然な感じでL型は鼻の先まで整えますが、デメリットもあります。笑ったときに少し不自然な感じに見えることもあります。

どちらも医師と相談してシリコンの形や高さなどを決めてシリコンを削るなどしてデザインします。医師の腕や経験が左右しますので、経験豊富な美容外科がお勧めです。また、手術はメスを使用しますが、麻酔の局所注射をしますので痛みはありません。鼻の中なのでキズは外部からは全く見えません。

手術時間は30分ほどで終わります。術後、腫れが出ますが人により程度は様々です。一週間ほどで腫れは引きます。マスクなどの使用で外部からは全く気が付かれる事もありません。シリコンは、半永久的ですが、リスクはあります。外部からの強い衝撃などで外に飛び出してしまう事や、皮膚が薄くなる、膿むなど起こる場合もありますが、稀なようです。

同時に鼻先を整える施術もあり、耳介(じかい)軟骨移植という方法で団子鼻のような鼻先を細くする事もできます。耳の軟骨の一部を耳穴から取り出し鼻先に移植する、という方法で自分の自然の組織を利用するので、多少安心感があるのではないでしょうか。

シリコンプロテーゼ施術と耳介軟骨移植は、美容外科によりますがそれぞれ、だいたい30万円以上のところが多いようです。

ヒアルロン酸注射

ヒアルロン酸は、自然成分なので安心できます。注射により鼻にヒアルロン酸を入れます。施術時間は10分ほどで、1年間有効ですが2~3年で吸収されてしまいなくなります。ヒアルロン酸は、たくさん入れてしまうと水分を吸収して鼻が太く見えてしまうというデメリットもありますが、医師の技術で左右しますから、経験豊富なところを選びましょう。

シリコンほど高さを出すことはできませんが、異物感がなく自然な感じに出来上がります。整形に対しての恐れも少し和らぐのではないでしょうか。まず試してみてから、プロテーゼをという選択肢もありますね。また、費用が安くすみます。だいたい5万円前後のようです。

鼻翼縮小

いわゆる団子鼻が気になる人に向いている施術法です。小鼻が開いている、鼻の穴が前から見て目立っているという鼻に対して行われる方法ですが、太い鼻が細く整いすっきりします。鼻の内側で切開し余分な組織や皮膚を切除した後、縫合するという方法ですから、傷跡も見えません。

施術時間は30分ほどです。手術後の腫れの程度は個人差がありますが、シリコンの場合より腫れは少ないようです。また、どのような鼻にするのかは、医師と相談して決めることができます。やはり医師の経験と技術力が必要ですので、経験豊かな美容外科を選んでくださいね。手術費用は30万以上のところが多いようです。

鼻を高くするグッズ

ミニプチ小鼻

ミニプチ小鼻は、軟骨を締め付けるようにして貼って使用するテープです。寝る前に貼り、朝はずすという事で寝ている間に鼻が高くなっている事が期待されます。専用のはがし液も付いて、肌を痛めないように配慮はされています。

ただ、人により効果は分かれます。また脂汗をかきやすい人は剥がれやすいという面もあり、肌が弱い人はかぶれる事もあるかもしれません。が、リーズナブルなので試してみたいという人に向いています。

ハナハナ

ハナハナは、洗濯バサミ型の鼻を高くするグッズです。昔から鼻を高くするのに洗濯バサミで挟む、というのはありました。しばらくつけていると、クセがついてちょっと高くなります。

ただ、洗濯用の物はギザギザの痕もついてしまう事や挟む力も強すぎるのでお勧めできません。鼻専用の洗濯バサミ式なら安心です。調節ネジのようなものがついて、装着しやすくなっています。しかしこちらは一時的効果ですので、時間がたてば元にもどります。

hana-ツン ハイパー

ハナハナをもっと高度にしたような物です。鼻の穴から鼻先を持ち上げるようになっています。同時に鼻の横からも力を加えていますから、鼻が細く高くなるような補正器具です。ツンと高くなる、というイメージのネーミングもわかりやすいですね。

ただ、こちらの商品も一時的に鼻が高くなるのですが、時間と共に元に戻ります。

もっとツンデレラ

思わず商品名を見直すような楽しいネーミングですね。見た目もすっきりした感じなので、気軽に装着できそうな器具です。「洗濯バサミ式」に近いもので、鼻の両側から鼻筋を細く矯正します。鼻の幅が気になる方に向いてますね。

効果は人により意見がわかれるようです。医学的根拠はありません。一時的効果はしばらくすると元にもどるようです。

リスクは伴うものの、方法がないわけではない

鼻を高くするマッサージや器具、自分で行うほとんどの方法で、実際に鼻の高さを変える事は医学的には無理だというのが医師の見解だと思います。軟骨は柔らかいからと言って、根気だけで形を変えることができるほど柔らかいものではない、というのが真実かもしれません。むしろ大変な危険性を含んでいて注意が必要だといえます。

ですが、瞬間であっても皮膚を1mmでも伸ばして高くする、または、メイクで高く見せかけることは可能だというのも真実ではないでしょうか。更に、もし本気で高くしたいのであれば美容外科という最終手段があります。費用も勇気も必要で、多少のリスクもありますが確実な方法です。

どのような方法を選ぶ場合でも、よく検討して危険と感じることは無理にしないというのがベストな方法ではないでしょうか。