よもぎ蒸しは今や美容や健康法として国内でも広く普及されています。効果についても色々とうたわれており、耳にする機会も多いかと思いますが、ここではよもぎ蒸しに期待される効果を一挙に紹介してみようと思います。「へえー、こんなことにも効果があるんだ」と、よもぎ蒸しのメリットを新たに見つけていただいたり、デトックスや癒し、アンチエイジングの手段などとして取り入れるきっかけになれば幸いです。

よもぎ蒸しって何に効くの?

美容、健康、アンチエイジングにこだわる女子から絶大な人気を誇るよもぎ蒸し。エステやリラクゼーションのサロンにも、よもぎ蒸しコーナーを設置しているケースは多いですよね。

よもぎ蒸しの効果・効能については、「子どもが出来なくて悩んでいたけど、妊娠した」「冷えがかなり良くなった」など、口コミも含めて色々な情報が広まっています。「結局何にでも効くのかしら!?」と、大いなる期待の眼差しを向けてしまいそうですね。

ここで、よもぎ蒸しがどんなことに対してなぜ効くのか―といったことを紹介していきたいと思います。「よもぎ蒸しの実態がまだよく分かっていない」という人のために、どのような施術となるのかも説明します。思った以上に色々な効果が期待できるようですよ!

よもぎ蒸しの基本情報、紹介します!

よもぎはキク科ヨモギ属の多年草で、食用のほか、手荒れや湿疹に効く外用薬としても知られており整腸、咳止めなどの服用効果もうたわれています。では、よもぎ蒸しとはどのようにしてよもぎの効果を取り入れるのでしょうか?ルーツはどこにあるのでしょうか?まずはよもぎ蒸しの実態を解き明かしていきたいと思います。

韓国発の美容法

よもぎ蒸しは韓国で約600年前に開発された民間の伝統療法です。韓国では昔から、婦人病治療や予防、産後の機能回復のために女性がよもぎ蒸しの施術を受けているそうです。

よもぎの蒸気を下半身に当てる

方法としては、よもぎと数種類の漢方薬草などを混ぜて長時間煮込み、その蒸気を下半身に当てます。よもぎは「ハーブの女王」と呼ばれるほど効果や栄養価の期待される万能薬のようにとらえられています。下半身の粘膜を直接温めることで、そのようなよもぎや漢方の成分が吸収されやすくなると言われています。

汗をかきながら、身体をじんわりと温める

よもぎ蒸しをすると大量の汗をかくことになりますが、全身が温められる岩盤浴やサウナに比べると、それほど息苦しいほどの熱さは感じないと言われています。じんわりと、身体の芯からあたためられていく感覚が体験できるとされています。

専用の器具を使う

よもぎ蒸しを受ける場合、下半身から蒸気を取り入れるため、中央に穴の開いたいすに全裸で座って、蒸気が漏れないようにマントを身に着ける格好で施術を受けます。そのためいすやマント、ハーブを入れて煮出すための壺など、専用の器具を使用することになります。

パッドタイプもある

いすに座って受けるよもぎ蒸しと同じ感覚を体験できる商品に、よもぎ蒸しのパッドがあります。使うにはまず、よもぎを配合したパッドを下着に張って股に挟みます。そして専用のカイロなどで発熱させ、パッドから出てくる蒸気を吸収するというアイテムになります。

同様に、よもぎ蒸し効果のある成分の入ったナプキンというアイテムもあります。いずれも外出しながらよもぎ蒸しの感覚を体験できる点が便利です。

自宅ででもできる

よもぎ蒸しは、器具や道具、よもぎなどの材料をそろえれば、サロンに通わなくても自宅で受けることが可能です。いすなどは手作りもできますが、現在はよもぎ蒸しセットがネットなどでも販売されています。よもぎやハーブを入れたつぼをいすの下に置き、電熱器で煮出して蒸気を身体に取り入れるという手順を実行できる環境が整っているのなら、自宅で気軽によもぎ蒸しを受けることもできます。

ズラリと挙げてみましょう!よもぎ蒸しの効果!

それでは、ハーブの女王・よもぎのパワーを駆使したよもぎ蒸しの効果を紹介していきましょう。健康やアンチエイジング、美容など、女子にうれしい効果がたくさんあります。

殺菌

よもぎ蒸しで煮込まれた蒸気に強い殺菌力が認められるため、体内を浄化し、炎症やかゆみを抑えるとされています。

血液循環改善させ、冷え解消とデトックス

血流が悪いと体温維持や消化能力が低下し、肩こりや肌荒れ、頭痛などの不調の原因にもつながってしまいますが、よもぎ蒸しで血液循環の改善を図ることができます。 

それによってお腹から冷えを取り除くことができます。冷えは酵素の働きや代謝を低下させ、遺伝子や細胞、組織の修復力、免疫力の低下まで招きかねない万病の元とも言えます。さらに女性器や臓器の機能低下も招くため、冷えを改善することで解消・向上されることは多々あると言えるでしょう。

下腹部の血液循環がよくなることで、老廃物や脂肪質の分解・除去の促進も見込まれます。便秘の改善やシェイプアップ効果、発汗によるダイエット効果にもつながります。毒素排出に先ほど挙げた殺菌の働きがプラスされると、アレルギー性皮膚炎に対する効果も期待できます。

女性特有の悩みを改善

よもぎに含まれる香り成分「βカリオフィレン」は女性ホルモンや女性機能にはたらきかけるとされており、更年期障害などホルモンバランスに関係する症状の緩和や産後の抑うつ状態、いわゆるマタニティーブルーを和らげる効果も期待されるそうです。

ハーブ類の蒸気は直接女性器に作用すると言われています。よもぎ蒸しによって骨盤内の代謝が上がれば子宮や卵巣の老廃物が排出され、生理痛の緩和や生理不順の改善にもつながるとされています。子宮の冷えにより卵子の育ちが悪くなり、着床もしにくくなったりして不妊症になるケースは少なくないとも言われており、そのためよもぎ蒸しは不妊症に対する効果も期待されているのです。

痔や産後の人にも有効!?

肛門周りの血管のうっ血が解けるほか、漢方薬の効能により粘膜炎症も抑えるため、痔の改善や再発防止の効果も見込まれるそうです。

さらに、膣や子宮を収縮させる機能があるとして、韓国では産後の女性によもぎ蒸しを施っているそうです。よもぎ蒸しは出産により弛緩した子宮や膣の収縮を促したり、卵巣機能を元に戻すサポート、妊娠・出産により崩してしまったホルモンバランスの調整の役割を果たしているとされます。

美肌になれる

よもぎなどに含まれているアミラーゼやシオネール、ビタミン類などは、肌トラブルの改善に役立つ働きが期待されます。また、子宮や卵巣機能の低下によってできたシミや吹き出物も改善が図れます。さらに、肌のターンオーバーを正常化させる働きも見込まれており、アレルギー性の肌への効果も考えられるそうです。

また、よもぎに含まれるクロロフィルの成分・有機ゲルマニウムやビタミンCなどの働きにより、シミやそばかす、しわやたるみの原因であるメラニン色素を除去して日焼け後のほてりを鎮静化したり、美白効果も期待できるなど、肌の強い味方となり得る情報がいっぱい含まれています。

美肌と切り離せないアンチエイジングの関連で言えば、よもぎに含まれる成分のクロロフィルやフラボノイドには、老化の原因である活性酸素に抗う抗酸化作用が強いと言われています。また、よもぎには肌のくすみなどの原因に挙げられる糖化を防ぐ働きもあるとされていることも、頼もしい要素と言えるでしょう。

リラックスできる

煮込みによって生じるハーブ類の香りでリラックス効果も期待されます。身体の芯からあたたまることや、大量に発汗することですっきりとした気分になる点でも、リラックス効果がさらに見込まれるでしょう。

また、前述したシオネールという成分には、脳神経を鎮静化して睡眠を促進してくれる効果も見込まれるため、更年期に起きやすいイライラとした状態を落ち着かせ、ゆったりとリラックスした気持ちにさせてくれるそうです。

よもぎ蒸しをするならここに注意!

かなりよもぎ蒸しに対して魅力を感じた人もいるかもしれませんが、よもぎ蒸しを受けるなら気を付けてほしい注意点もいくつかあります。効果を高めたり、安全に施術を受けるために重要なことになると思われますので、よく目を通してみてくださいね!

お風呂、シャワーは控える

ピン
よもぎ蒸しを終えた後の肌には、ハーブの成分が付着して体内への吸収がゆっくりと続けられているとされます。ですので、その成分をお風呂やシャワーで洗い流さないように、施術を受けた当日は入浴は控える方が良いとされています。

よもぎ蒸しを受けている間に大量に発汗するものの、この汗はサラッとしていてタオルで拭けばべたつきもなく、においもほとんど気にならないとされていますので、なおさら入浴をしなくても心配無用と言えるでしょう。

パッドは清潔に

パッドタイプでよもぎ蒸しを体験する場合、直接患部に当てるパッドは清潔な状態で使用することが重要です。また、生理中や就寝中の使用は控えましょう。

定期的にする

「よもぎ蒸しは効果なし」と感じている人もいるかと思います。しかしそれは、エステのように施術後にすぐに効果が実感できる美容方法と違い、一度で劇的な変化を望むものとは種類が違うと考えられるかもしれません。

よもぎ蒸しによって冷えを改善することで、血流が良くなりストレスをためないようになり、美肌や生理痛緩和などの効果につながると考えられます。

ですので、定期的に行うことも重要と言えます。健康維持を目的としている場合、時期としては生理前後に月に1、2回、冷え性や婦人科系や肌などのトラブルで悩んでいる場合は週に1回程度など、さらに頻度をあげてある程度の期間をかけて体質改善することがすすめられています。

ちなみに、よもぎ蒸しを受ける頻度をあげると効果が高いと言いきれるわけではなく、毎日必ずしなければいけないものでもありません。

避けるべき場合をチェック

まず、よもぎに対してアレルギーを持っている人は受けることはできません。心臓にペースメーカーを利用していたり、血圧が高い、水虫、感染症を持っている場合も遠慮した方が良いでしょう。

また、血の巡りが良くなるため、生理中も出血量の多い時は控えた方が良いでしょう。妊娠中も控えるとされています。そのほか低血圧、糖尿病患者、高齢者も、よもぎ蒸しを希望する場合はまず医師に相談することがすすめられたりしています。

よもぎ蒸しと相乗効果が見込まれる施術は?

よもぎ蒸しだけでも多彩な効果が見込まれることが分かりましたが、よもぎ蒸しを導入しているサロンの中には、マッサージ関係などほかの施術とよもぎ蒸しをセットメニューで展開するケースもよく見受けられます。

そこで、よもぎ蒸しと組み合わせることでさらに健康や美容、リラクゼーションに対する相乗効果が見込まれるとされる施術内容について考えてみようと思います。

整体やマッサージ

リラックスやデトックス効果が期待できるよもぎ蒸しとともに、やはり痩身やリラクゼーションを目的としたマッサージや、身体の状態を整える整体をセットで受けるという仕組みは、すでに色々なサロンなどで導入されているようです。

よもぎ蒸しで身体が温まって血液循環などを良くした後、筋肉や骨格にアプローチして身体を整える整体を受けたり、リンパの流れも良くして代謝アップやホルモンバランスの改善などにもつながるマッサージを受けるー身体を労わり、活力が与えられるようなメニュー展開になるのではないでしょうか。

また、よもぎ蒸しに足の裏などを刺激するリフレクソロジーや鍼灸などのメニューの組み合わせを導入するサロンもあるようです。

ヘッドスパやエステ

深いリラクゼーション効果を与え、目の疲れや肩こり、首こりなどにも有効とされるヘッドスパも、よもぎ蒸しとの相性が良いと言えるでしょう。想像するだけでもよもぎ蒸しでリラックスした後に受けるヘッドスパは、思わず寝入ってしまうほどの癒し効果が期待できそうですね。

また、美肌やアンチエイジングの効果が期待されるよもぎ蒸しと、エステの組み合わせも魅力的ですね。先に挙げた整体やマッサージとの組み合わせが身体の調子を整えるのに抜群の効力が期待されるのに対し、ヘッドスパやエステとの組み合わせは、非日常的な空間でラグジュアリーに美や癒しを追求できるメニューと言えるのではないでしょうか。

よもぎのパワーで美と健康の向上を!

よもぎ蒸しの効果を中心に紹介してきましたが、いかがでしたか?よもぎ蒸しは日本でもかなり普及していて人気を呼んでいますが、「これだけの効果が見込めるとは思わなかった!」と驚かれた人もいるのではないでしょうか?

効果が多岐に渡っているので、よもぎ蒸しを受けるだけで「一石何鳥」にもなりそうな気もしますね!?サロンに通う方法もあれば、さらにリーズナブルで便利に体験する方法として、自宅でよもぎ蒸しをしてみたり、パッドを使うという手段もあります。

興味を持たれたら、自身の気に入ったやり方で、よもぎ蒸しを始めてみるのもいかがでしょうか?ハーブの女王・よもぎの力で精神的にも癒されながら、身体をきれいにして心身ともに向上していけるとうれしいですね!