日焼けでかゆみが出た場合の症状と原因、対処法について紹介しています。また、日焼け前からの日々の生活の中で改善出来る方法もご紹介!普段何気なく使っている市販薬が、実は日焼けのかゆみに効果があるかもしれません。この記事を読んで、日焼けのかゆみとサヨナラしてしまいましょう!

日焼けでかゆみを伴う5つの症状はコレ!

ケース1.ベロっと皮めくれ

日焼けでかゆみが生じてしまうと、一日中かゆくて堪らないのですが、ある程度すると治まってきます。「ラッキー、やっとかゆみが無くなった」と思っていたら、今度は皮めくれ!見た目的にもあまり綺麗じゃないですし、何とかしたいでしょう。

むけ方も、一気にベロっとむけたり、徐々に垢のようにボロボロむけたりします。皮がむけてしまうと、気になって、引っ張ってしまうのですが、これは肌にとっては良くありません。なぜなら、下から新しい皮膚が再生しようと待機しているからです。

生成中の皮膚が空気に触れてしまうことで、治りが遅くなりますから、出来るだけめくれた皮はそのままの状態にしておきましょう。絶対に無理やり剥がすことがないように!

ケース2.湿疹が出る

日焼けした後というのは皮膚が焼けている状態ですから、当然、やけどと同じと考えても良いのです。やけどした事があると言う方はご存じだと思いますが、熱を持っている状態なので、体内の水分が蒸発してしまい、水分不足になってしまいます。

水分が不足すると言うことは、皮膚が乾燥してきますから、外部からの刺激に過敏に反応をしてしまい、それがかゆみや湿疹を引き起こしてしまうのです。体の多くは、洋服や靴等で、紫外線をシャットアウト出来るのですが、顔や首、手等は、露出している事が多いので注意が必要でしょう。

日光に当たれば当たる程、熱を持ち、乾燥が進んでくるので、外出の際は、日傘をさす、帽子を被る、長袖、長ズボンを履くと言った対処が必要になってきます。

ケース3.水ぶくれに!

日焼けでかゆみが生じ、そこから水ぶくれになってしまう人もいます。この状態になると、重症の日焼け状態と言えるでしょう。日焼けには、肌が黒くなる人と、赤く腫れてしまう人がいて、肌の色が変わるのは、メラニン色素が影響しています。

紫外線の刺激に対して、防御策として、過度なメラニン色素を生成する為、これが、肌の色を変えてしまうわけです。個人差があり、すぐに反応すれば黒くなり、反応が遅い人は赤くなってしまうのです。

日焼けした肌は、熱を持ち、やけどのように水ぶくれを起こします。全身を焼いていれば、当然、全身に水ぶくれ状態が出てくるのです。見た目的にあまり良い物ではないので、どうしても潰してしまいがちですが、治りが遅くなり、細菌が入りやすくなるので、絶対に潰さないようにしましょうね!

ケース4.日光蕁麻疹とは?

あまり聞き慣れない症状ですが、日光蕁麻疹と言われる症状があります。「にっこうじんましん」と読み、その名の通り、日光に当たることによって蕁麻疹が出てしまう症状です。なぜ、蕁麻疹が出来てしまうのかについて、詳しくはまだ分かっていません。

考えられることは、太陽を浴びることで、皮膚内部にある脂肪細胞から、ヒスタミンと言う物質が生成されるのですが、この物質こそがかゆみを引き起こしてしまう怖い物質なのです!だから、日焼けでかゆみが生じてしまうのですね。

そして、もう一つの影響として、血管が拡張してしまうということが考えられます。これにより、血液内部の水分が外に放出されて、プクっと膨れ上がってしまうのです。これこそが、蕁麻疹が出来るメカニズムです。ただし、日光蕁麻疹は、紫外線が直接的な原因ではないとされています。

ケース5.日光皮膚炎のリスクも!

日光に当たり過ぎることで、皮膚炎になってしまう人もいます。光線過敏症と呼ばれ、紫外線の刺激に対して起こります。紫外線には、A波とB波、C波がありますが、地上に届くのはA波とB波で、この2つの波が日光皮膚炎の要因となるのです。

紫外線A波には肌を黒くする作用があり、肌内部の真皮まで到達する為、コラーゲンを破壊しやすく、弾力とハリが無くなり、肌の老化が早まります。又、B波は、表皮と言った浅い部分までしか行き届かないのですが、表面に刺激を与えてしまうことで、炎症を起こしやすくしてしまいます。

炎症を起こした場合の主な症状は、ヒリヒリした痛みとかゆみです。そのまま放置してしまうと、熱がこもり熱射病になる場合もあります。重くなれば入院と言った大事になるので、皮膚科を受診し、処方された薬での治療をお勧めします。

日焼けのかゆみの原因は、実は3つあった!

1.皮膚の炎症が原因

日焼けは軽度のやけど状態ですから、炎症を起こしていることになります。特に夏場は、紫外線も強くなる為、炎症も酷くなってくるでしょう。赤くなって、ヒリヒリした、そしてかゆみもある、と言う場合は、この炎症が原因とされているのです。

日焼けには、サイタンとサンバーンの2種類があります。サイタンは強い炎症は無いものの、肌を老化させてしまいます。サンバーンは、強い日差しを浴びることで赤みが出たり、腫れが広がったり、強い痛みとかゆみを伴います。このサンバーンこそが、日焼けのかゆみの原因です。

肌が黒くならない分肌は赤く膨れ上がり、熱を持ちやすくなることで炎症を起こしやすくなります。発熱が起こると体内の水分が蒸発してしまうので、肌は乾燥しやすくなり、ちょっとした刺激に対しても過敏に反応しますので、これが日焼けのかゆみや痛みとなって表れるのです。

2.実は、日焼け止めが原因!?

夏の強い紫外線対策として日焼け止めでケアする人がいますが、実はその日焼け止め化粧品こそが肌の刺激を助長させてしまっているとしたら、怖いですよね?原因として考えられるのが、日焼け止めに含まれる成分であり、多くの日焼け止め化粧品には、「紫外線吸収剤」が含まれています。

紫外線対策をするには、紫外線をブロックする作用と、吸収してエネルギー変換する作用とに分かれ、日焼け止めには、後者の「紫外線吸収剤」が入っているのです。この成分のおかげで、紫外線による日焼けをブロックすることが出来るわけです。

しかし、一見すると嬉しい働きも、実は副作用的要素もあり、それが、かゆみやヒリヒリとした痛みとなって表れます。普通の肌の人であれば特に問題は無いのですが、敏感肌と言われる人は、使用する際には成分表を良く読むなど、注意が必要でしょう。

3.紫外線アレルギーが原因かも!?

最近多くなりつつあるアレルギー体質ですが、花粉症や食物アレルギーと言った巷でよく知られているアレルギーとは違って、実は、紫外線に対しても過剰に反応してしまうアレルギー体質の人がいるのです。

春先は、ポカポカ陽気で、外出したいと思ってしまうのですが、夏と違い、紫外線はそう強くないからと、日傘や帽子対策をしていない人も多いでしょう。夏のイメージが強い紫外線も、実は注意しなければならないのは、春先からなのです。

紫外線が強くなるのは、実は4月から夏にかけて。その為、既に4月の時点から対策を練らなければならないのです。この時期に、顔や首、腕が赤く腫れてきて、痛みやかゆみが出てきたら、それは紫外線アレルギーのSOSかもしれません。

日焼けのかゆみに効く!今すぐ出来る5つの対処法

1.とにかく冷やすこと!

日焼けは軽度のヤケドですから、当然、ヤケドと同じようなケアが必要になってきます。ヤケドの経験をした事があると言う人は知っていると思いますが、大切なのはとにかく冷やすことです!ヤケドは、過度に皮膚に熱を持っている状態の為、温度を下げるには患部を冷やすことが大事です。

患部を冷やすことで早急に炎症を抑え、ダメージを抑え、そして回復を早める効果があります。ヤケドと違い、日焼けの場合は広範囲に軽度のヤケドが広がっているので、効率的に冷やすには、氷水に浸したタオルを患部に当てるのが良いでしょう。

熱で温まってしまったタオルは、その度に氷水に浸して冷たくして、又患部に当ててと繰り返しましょう。そうすることで、やがて熱が下がってくるのです。クールダウンした肌は、そのままではまた熱が出てしまうこともあるので、ひんやり系のローションを塗って、肌を落ち着かせてあげることも忘れないでくださいね。

2.保湿ケアも忘れないで!

日焼けは、熱がこもってしまい、皮膚内部の水分を蒸発させてしまいます。乾燥した肌は、過剰なバリア機能が働いて、かゆみや痛みを引き起こすので、保湿ケアを忘れてはいけません!冷たいタオル等で肌のほてりを抑え、炎症が安定した後に、たっぷりの化粧水を使います。

ここがポイントなのですが、高い化粧品だから勿体ないと、少量を使っていたのではあまり効果がありません。安くても、しっかり保湿効果があるタイプを選べば、たっぷり使うことで、きちんと保湿してくれます。ですので値段にこだわらずに、たっぷり使える化粧水を選びましょう。

コットンに化粧水を含ませてパックするという方法も有効的です。化粧水の保湿成分は、そのままではなかなか浸透しないことも多いのですが、パックをすることで浸透率が高まります。是非、やってみてください。

3.市販の塗り薬で優しく患部ケア

上記の2つは、簡易的措置と言った感じですが、もっと重い日焼けのかゆみを生じている場合は、市販の塗り薬がお勧めです。ドラッグストア等で購入できるので、お手軽ですね。

かゆみが酷くなってしまうと、どうしても無意識のうちにかきむしってしまう方も多いかと思います。しかし、かきむしってしまうと悪化してしまい、回復が遅くなるので、市販薬で早めに治しておきましょう。

とは言っても、数多く存在する塗り薬、一体どれがいいのでしょうか。選ぶ際のポイントは、抗ヒスタミンが成分に含まれるものを探すと良いでしょう。保湿効果もあり、塗るだけで一連の日焼け対策が出来る点でも魅力的です。成分も強いので、早い段階での沈静化が望めますね。

4.市販の飲み薬で熱をシャットアウト!

ちょっと意外なのですが、日焼けのかゆみ対策に市販の飲み薬を使うという手段もあります。体の中からケアすると言う方法ですね。直接日焼けに効くと言うよりも、熱を取り除く効果があると言った方が、より適切かもしれません。

市販の解熱剤等には、ほてった体を冷やす効果があります。この作用によって日焼け後の熱を抑え、かゆみを抑えてしまうのです。ちょっと斬新な考え方ですが、意外にも、この方法で日焼け対策をしているという人は多いようです。

日焼けの範囲が広すぎて、冷やしたタオルだけではなかなか応急処置が出来ないという人は、まずは熱を抑えるべく、市販の飲み薬を試してみるといいかもしれません。

5.冷蔵庫のアレで、日焼けケア出来るの!?

普段何気なく食べている物が、実は日焼けのかゆみを抑えてくれるかもしれません。昔流行ったキュウリパック、レモンパックをイメージするかもしれませんが、実はこれはご法度なのです。なぜなら、これらは肌への刺激が強いためです。

紫外線ダメージに良いとされるのはビタミンCですが、中でもお勧めなのがいちごです。ビタミンCといえばレモンが一番と思っていた人も多いでしょう。でも、実はいちごの方がレモンよりもビタミンCの含有量が多いのです。

日焼けした後にいちごを食べるのも効果があるのですが、いちごパワーのすごいところは、何と言っても、日焼け前からの効果が期待出来ること!
肌の乾燥を防ぐ保湿効果が抜群ですから、日焼けをしても負けない潤い肌をキープし、乾燥による痛みやかゆみを抑えてくれます。

日焼けのかゆみに効く市販薬は?5つで検証!

1.ムヒは効果ある?

虫さされの薬として効果があると言われるムヒですが、同じかゆみ症状ならば効果があるのでは?と期待出来るような気がしますね。野外で日焼けをしてしまった肌に、虫対策として持ってきていたムヒを試しに使ってみると、これが結構効いた!という話もよく聞きます。

かゆみを抑える目的という意味でも、かゆみは抑えられるのは事実のようです。しかし、ちょっとだけ注意をしなければならないこともあります。それは、ステロイド系は副作用があるということです。

特に液体ムヒの場合はステロイドが入っているので、強い抗炎症作用があります。そのため、かゆみがぴたっと治まります。だからこそ日焼けのかゆみにも効果があるのですね。しかし、湿疹、かぶれ、感染症等の副作用もあるので、むやみに使わないこと、こういった症状が出た場合は、すぐに皮膚科を受診して、適した治療をお勧めします。

2.アロエ軟膏の場合

日焼けのかゆみに効く市販薬は、主に軟膏が適していると言われています。アロエは、ヤケドケアに効果があるということからも、アロエ軟膏はまさに効果てきめん?と思ってしまうのですが、実際はどうなのでしょうか。

アロエには消炎効果があることから、日焼けによるヤケドの炎症を抑えてくれる働きがあります。又、保湿効果に優れているヒアルロン酸の2倍もの効果があるということで、注目されている成分でもあるのです。

つまり、日焼けのかゆみ対策としては、2つの効果を得ることが出来るわけですから、まさに画期的な軟膏と言えますね。ちなみに、メラニン色素の生成を抑える働きもあるので、シミやそばかすを抑える作用もあり、美肌を目指す方にとってはまさに理想的な方法と言えるでしょう。

3.オロナインの効果は?

日焼けのかゆみやヒリヒリ肌には、オロナインが効果が高いとされています。なぜならオロナインには、痛みや炎症を抑える働きがあるからです。アロエと同様に、抗消炎効果がある為に、日焼けの軽いヤケドであれば効果があるのです。

使い方は簡単で、日焼けした肌をしっかりと冷やして、クールダウンさせて落ち着かせた上で、オロナインを患部に塗ります。たったこれだけの作業で、ヒリヒリ肌が落ち着いてくるのですから、嬉しいですよね。

ただしこれは軽度の日焼けの場合のみに適したケアであり、重度になって水ぶくれになっているような状態では、余計悪化させてしまう恐れがあります。そうなってしまった場合は、すぐに専門医で診てもらいましょう。

4.オイチミンDの効果は?

オイチミンDの効能を見ると、デキサメタゾンと言う成分が、ヤケドや日焼けの炎症を抑える働きがあると記載されています。つまり、実際に日焼けのかゆみにも効果があるということが分かりますね。

ステロイドが入っているので、炎症に対して早くに効果を発揮してくれるというメリットがある反面、副作用も出やすくなるというデメリットもあることは頭に入れておいた方が良いでしょう。使用する場合は、短期間で他の方法に切り替えたり、医療機関にて受診する等の対処をする必要があります。

そのまま放置して使い続けてしまうことで、日焼けの炎症が悪化してしまわないように注意してください。

5.フェミニール軟膏には効果がある?

軟膏であれば何でも効くのでは?と思う人もいるかもしれません。ステロイド系の軟膏は、日焼けの抗炎症効果が高い分副作用も怖いので、出来れば使いたくないと言うことであれば、非ステロイド系の軟膏を選ぶ方法もあります。

フェミニール軟膏は、非ステロイド系の市販薬です。その為、副作用リスクが少ないと言う特徴があり、敏感肌の人にとっては理想的でしょう。ただしその分、本来の日焼けのかゆみ対策には即効性が無いと言うことを頭に入れておいてください。

肌の状態は人それぞれであり、敏感肌の人は出来るだけ専門医に相談して、処方してもらった薬を使うのが無難です。フェミニール軟膏は医師に処方してもらえるので、不安であればまずは皮膚科を受診して相談してみてください。

まとめ

日焼けのかゆみの原因は色々あり、症状も対策法も様々です。しかし、日焼けのかゆみはその都度抑えることは出来ますが、肌へのダメージは、一度出来てしまうとなかなか改善されません。蓄積されたダメージが大きな肌トラブルになりかねませんので、出来るだけ日焼け対策を心がけるようにしてくださいね。