肌を白くする方法って知っていますか?エステに通ったり高額な基礎化粧品を使ったりしなければいけないと思われがちですが、日常生活の中でちょっとした意識と工夫をすることで、美白することができます。いくつか紹介する方法の中で、自分に合ったものを見つけて取り入れてみてくださいね!

肌が黒くなったりくすんだりする原因

日焼け

日焼けというのは、太陽の光を浴びることによって表皮がやけどをした状態です。

表皮は4層で構成されており、最も表面に位置する角質層によって紫外線が反射され、体内にできるだけ紫外線が入らないようになっています。その角質層を通り抜けた紫外線UVAと呼ばれるものが、一番奥に位置する基底層に届くと、メラノサイトが働いて活性酵素を作り出し、メラニン色素と呼ばれるものに変化していきます。

メラニン色素は、黒~褐色で、日を追うごとに増えていきます。その間にターンオーバーによって角質層に出てくることにより、肌が黒くなってしまうのです。

肌の汚れ

肌の表面がごわついたりカサついたりしているのに、皮脂がたくさん出る場合は、肌の汚れが原因でくすんでいる可能性があります。化粧が肌に残ったままだったり、皮脂が肌に蓄積していったりすることで、肌のくすみが発生してしまいます。

その原因として肌に過酸化脂質というものが出来てしまうのが考えられます。これは活性酸素が皮脂に働き酸化させる事によって起きてしまいます。「肌さび」というあまり良い響きではない表現もされるように、肌にとって良くない状態です。この過酸化脂質はメラニン生成を促すといわれており、その結果日焼けをしていなくても肌が黒くなってしまうこともあるそうです。

また、過酸化脂質が毛穴の中で固まると、毛穴が黒ずんで肌全体がくすんで見えることもあります。さらに毛穴が開いてしまい、肌全体が暗いイメージになることもあります。

ストレスや疲れ

疲れやストレスが溜まっていくと、リンパや血液の流れが滞るといわれています。血流やリンパの流れがスムーズにいかなくなると、肌の細胞に酸素や栄養が十分に行き渡らなくなります。その結果、代謝が落ちて顔色が悪くなったり、ターンオーバーが遅くなって古い細胞が表面に残ったままになり、くすみを引き起こしたりするといわれています。

また、肌はとても敏感なので、ストレスを感じるとトラブルを起こしやすいです。ストレスといっても精神的なものもありますが、普段の生活で浴びている紫外線も肌にとってはストレスになり酸化します。そのため、過酸化脂質が増えてメラニンを生成したり肌を汚したりし、くすんでしまう可能性があるようです。

内臓疾患

慢性的な肝臓の炎症や腎臓病、心臓病などは、肌全体が黒くなったりくすんだり、紫黒色になったりすることがあるようです。

日焼けを防ぐ4つの方法

1.食べ物で予防

日焼けを予防するには、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEを含む食べ物が有効であるといわれています。

ビタミンCはメラニン色素を作り出すのを抑制したり、肌のハリのもとを作り出したりする働きがあるそうです。また酸化を防ぐ抗酸化作用があるため、肌の老化現象を抑えて日焼けしにくい肌へと導いてくれるといわれています。ビタミンEもビタミンAも同じく抗酸化作用がある他、コラーゲンの生成を促進したりするといわれています。

これらの栄養素を豊富に含む食べ物には、トマトやブロッコリー、ほうれん草などです。また、紫外線から肌を守る働きがあるオメガ3脂肪酸を豊富に含む魚や酸化防止効果のある色素が豊富なさつまいもなどもおすすめです。

2.日焼け止めクリームで予防

日焼け止めクリームは大きくからだ用と顔用に分けることができます。顔用は全身に使用することができますが、からだ用は顔に使うのはやめておいた方がよいでしょう。また、前シーズンに開封した日焼け止めクリームは品質低下のおそれがあるため、使わない方がいいといわれています。

日焼け止めクリームにはSPFという表示があります。恐らく日焼け止めクリームを買う時にはこの表示をチェックする人が多いのではないでしょうか。しかし実際にこの数値が意味するものを理解していなくて曖昧ではないですか?

この数値が高いほど太陽から守ってくれる力が強い!と思われているようですが、実は間違いです。これは塗った肌に「紫外線の影響を起こさせずにいられる時間」なのです。基準は20分で、SPF1は20分と設定されています。最近ではSPF50といったものも出ていますがこれを時間で考えると16時間40分の効果ということです。

また、PAという表示も見たことがあるのではないでしょうか。これは、肌老化を引き起こす紫外線UV-Aを防ぐ働きがあるということを示しています。UV-Aは窓ガラスや雲も通り抜けて肌の奥まで届くため、室内での紫外線対策にもおすすめです。+の数が多いほど効果が高いことを示しています。

日焼け止めの成分には、紫外線吸収剤と紫外線散乱剤がありますが、顔用には、低刺激で肌への負担が少ない紫外線散乱剤のタイプを使うのがおすすめです。

3.UVカットグッズで予防

サングラスや日傘など定番のUVカットアイテムに加え、最近では様々なグッズが販売されています。

日傘を選ぶときには、紫外線カット率と遮光率を参考にするとよいでしょう。

特に日焼け予防を重視するのであれば、紫外線カット率が高いものがおすすめです。厚い生地の方が紫外線をカットする機能が高いといわれています。様々なデザインの日傘が販売されていますが、色や模様は紫外線カット率に影響しないので、自分の好きなものをファッションに合わせて選ぶのも楽しいかもしれませんね。

4.オイルで予防

なるべく天然のもので日焼けを予防したいという人におすすめなのが、オイルです。日焼け止めクリームと比べると割高になってしまうかもしれませんが、肌への負担が少ないという魅力があります。

例えばお馴染みのココナッツオイル、ホホバオイル、オリーブオイル等はSPF値も2~8と低めです。これよりやや高いのが、キャロットシードオイルやアボカドオイルでSPF値が15~40です。そしてもっとも効果があるのがレッドラズベリーシードオイルでSPF28~50です。日本での入手が難しいのですが肌を紫外線から守る効果が高いですし、肌コンディションを整えてくれる効果もあります。

ナチュラルオイルはクオリティ―によって効果が違うため、オーガニックで純度の高いものを選ぶようにするとよいでしょう。また、光に当てると酸化してしまうため、保存方法に気を付ける必要があります。どの紫外線に効果があるのかを知った上で、使用シーンに適したものを正しく選んで使うようにしましょう。

肌を白くする6つの方法

1.日焼けしてしまったら

日焼けしてしまうと、皮膚の細胞が傷ついているため、水分保持の機能が低下しているといわれています。そのため、日焼けした状態で肌に刺激が加わると、肌荒れや色素沈着を起こす可能性があるそうです。そこで、ひりひりするようであれば、日焼け後に使う専用のローションや冷たく濡らしたおしぼりなどを使い、クールダウンするようにしましょう。

冷やした後には、保湿することが大切です。痛みがなければ敏感肌用の化粧水や乳液を、ひりひりするのであれば軟膏を塗りましょう。普段よりも多めに手でしっかり肌の奥に閉じ込めるイメージで行います。化粧水や軟膏を事前に冷やしておくとよいでしょう。

2.スキンケアで美白

肌に皮脂や化粧を残さないためにも、正しい方法での洗顔はマストといえるでしょう。まずは手を洗ってから洗顔料をしっかり泡立て、Tゾーンから優しく洗います。目もとや口もとは乾燥しやすいため、泡を乗せるだけにしましょう。ぬるま湯で20回以上すすぎ、清潔なタオルで押さえて水分を拭き取っておしまいです。

洗顔の後はしっかり保湿を行いましょう。基礎化粧品は、美白成分が入ったものを選ぶことでメラニンが生成されるのを抑制することができます。しかし、紫外線に弱い成分も多いため、朝は保湿夜は美白と分けてケアするのがおすすめです。

美白美容液を使用するのであれば、美白有効成分がどのくらいの割合で入っているか、医薬部外品美白美容液であるか、特許取得美白有効成分が含まれているかなどに着目して選ぶとよいでしょう。

3.食事で美白

美白は体の中から行うこともできます。抗酸化作用の強いビタミンCを多く含む柑橘類は、美白に効果がある食べ物として知られています。美白するためには、ビタミンCを毎日1000mg摂取する必要があるといわれています。美白目的で柑橘類を食べる場合には、夕食時に摂取することで、光毒性のあるソラレンによって紫外線が吸収されやすくなるのを防ぎ、ビタミンCの効果をより高めることができるそうです。

また、果物の女王とも呼ばれるキウイにもビタミンCが豊富に含まれています。さらに、抗酸化作用のあるビタミンEもたくさん含まれており、ビタミンCと同時に摂取できるためより高い抗酸化作用が期待できるといえるでしょう。

万能薬ともいわれるはちみつも美白効果が期待できるといわれています。食べるだけでなく、パックとして使用することで、肌に潤いをキープし、含まれているビタミンCによって美白効果が得られるといわれています。また、洗顔料に1~2滴ほど加えて洗顔することで、ピーリング効果が得られ、古くて硬い角質を取り除くことでくすみの改善が期待できるそうです。

4.美容整形外科や皮膚科で美白

美容整形外科や皮膚科では、レーザーなどの機械や外用薬などを使用し、くすみやシミなどの肌トラブルを改善することができます。病院によって使用する機械や値段、対応している肌の悩み、料金が異なるため、事前に確認しておくとよいでしょう。

5.ストレス発散で美白

先ほど紹介したように、ストレスが原因となってメラニンが生成され肌が黒くなったりくすんだりすることがあります。そのため、日々の小さなストレスを溜め込まないようすることが大切といえるでしょう。

例えば、手浴や足浴による血行促進や、温めたタオルやカイロなどで疲れている場所を温めたりすると体の現れたストレスを和らげることができるといわれています。また、温泉旅行に行ってリラックスしたり、腹式呼吸で自律神経を整えたり、思い切って1日ダラダラ過ごしてみたりすることで、心と体全体のリラックスを行うこともストレス解消につながります。

好きなものを購入したり、太陽の下でのんびり過ごしたり、好きな音楽を聞いてゆっくり過ごしたりすることで、気持ちをリセットすることができるかもしれません。思い切り運動したり、スポーツ観戦などで大きな声を出して盛り上がったりすることで、すっきりすることができる人もいるでしょう。自分に合ったストレス発散方法を見つけ、取り入れてみるとよいでしょう。

6.サプリメントで美白

美白効果のある食事を摂るのが難しい人は、サプリメントを上手く活用するとよいでしょう。サプリメントを選ぶ際には、成分が大切です。メラニンの生成を抑えたり改善したりする効果のあるビタミンC誘導体やトラネキサム酸、プラセンタエキス、アスタキサンチン、βカロテンなどの成分が有効といわれています。

また、目的に応じて選ぶことも大切です。透明感のある肌作りと日焼け予防を期待して使用する場合には、メラニンの生成を予防する効果のある成分が入ったものがおすすめです。特に強い抗酸化作用のあるビタミンCは紫外線への抵抗力があるため効果的といわれています。色素沈着やシミの改善を期待する場合には、メラニンの改善効果のある成分が入ったものを選ぶようにしましょう。

過剰な摂取を控え、用量を守って水と一緒に摂取することが大切です。また、アレルギー体質の人や妊娠中の人は、事前にかかりつけ医に相談すると安心です。他の薬を服用している場合にも、医師に相談してから始めましょう。

終わりに

できてしまったシミも、日焼けで黒くなってしまった肌も、努力次第で改善することができるかもしれません。毎日のお手入れを継続していくことが、白く美しい肌を手に入れる第1歩といえるでしょう。できるところから是非続けていってください。